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[BOOKデータベースより]
つながりはいつ生じ、いつ絶たれるのか?親密と排除が複雑に交差するいま、つながりの根本にある人間存在の可傷性(人の傷つきやすさ)を人類学者の日常から見つめ、ケアを手がかりにつながりを開く方途を静かに問う。
つながりあう身体 人類学者の営みとケアが交差するところ
第1部 つながりの特権化をうたがう(ともに座ること 雲南ラフの村で感じた行き場のない悲しみと怒りのなかで;タイ農村におけるケアのジレンマに寄り添う 障害がある女性の開かれる/閉じられるつながりと不如意)
第2部 つながりと格闘する(フィールドへの感情的参与と没入 「ズレ」の経験から振り返るつながりの形;つながるのか、つなぎ役なのか 調査者の私と介助者のワタシの交錯;調査地の人々の眼に調査者はどう映っているのか タイ・水上マーケット再訪;脆弱性・被傷性(vulnerability)を/とともに書く)
第3部 共振と理解のあいだにたたずむ(刺繍が生まれるとき 意味を超えた理解を探して;HIV陽性者の生と死を語る 映像ドキュメンタリー制作の向こうに現れた分離と共振;育児を通してケアの網の目に入る 調査地への子連れ再訪の経験から;囲いの中で出会った顔とその語り 北タイの高齢者施設から)
可傷性の閉じるところへ向けて