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[BOOKデータベースより]
本書は、単なる学術的な入門書ではありません。文化人類学者であり、文化人類学を使ったコンサルティングを企業に提供する会社の創業・経営者である私が、ビジネスパーソンの皆さんに必要な「主要トピック」を凝縮した入門書となっています。世界のビジネスエリートが備えている「教養」をあなたのものとし、これからの時代に必要な「思考の枠を外す術」を身につけていきましょう―。
PROLOGUE 本書といわゆる「文化人類学入門」の違い
[日販商品データベースより]1 「遠くのもの」を「近くのもの」にする―「理解不能」から「理解可能」へ(「文化人類学」はここから始まった;進化主義―「進化主義」から「遠くのもの」を「近くのもの」にする;文化相対主義―「文化相対主義」から「遠くのもの」を「近くのもの」にする;機能主義―「機能主義」から「遠くのもの」を「近くのもの」にする;構造主義―「構造主義」から「遠くのもの」を「近くのもの」にする ほか)
2 「近くのもの」を「遠くのもの」にする―「あたりまえ」から「実はあたりまえじゃない」へ(従来の文化人類学から発展した「もう1つの役割」;集団・家族―そもそも「集団・家族」とは何か?;労働―そもそも「労働」とは何か?;贈与―そもそも「贈与」とは何か?;儀礼・呪術―そもそも「儀礼・呪術」とは何か? ほか)
EPILOGUE 方法論としての文化人類学
●なぜ世界のビジネスエリートは「文化人類学」を学ぶのか?
今、世界の最前線で戦うビジネスエリートたちが、こぞって学んでいる「教養」があります。
それは、経済学でもなければ、経営学でも、心理学でもありません。
文化人類学です。
皆さんは、文化人類学にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
おそらく、映画「インディ・ジョーンズ」シリーズのように、探検家のような服装をした学者がジャングルの奥地へ分け入り、文明から隔絶された「未開の人々」の奇妙な風習や儀礼を調査する─そんな、現代のビジネスとはかけ離れた世界の話だと思っている方が大半ではないでしょうか。
確かに、かつての文化人類学は、そうした「民族の博物学」的な色合いが強い学問でした。
ところが、現代の文化人類学の実態は大きく異なります。
世界を牽引するグローバル企業、たとえばグーグル、インテル、マイクロソフトといった巨大テック企業は、早くから社内に文化人類学者を雇用し、ビジネスの戦略立案にその知見を取り入れてきました。
アップル、ゼロックス、ノキア、ゼネラルモーターズ(GM)、さらにはユニリーバやフィナンシャル・タイムズといった企業にも、文化人類学者が在籍していた実績があります。
では、なぜこれほどまでに、世界のビジネスエリートは文化人類学を学ぶのか。
一言で言えば、それは「思考の枠を外す」ためです。
文化人類学を学ぶことで自分が当然と思っていた「あたりまえ」を相対化することができるのです。
本書は、単なる学術的な入門書ではありません。
文化人類学者であり、文化人類学を使ったコンサルティングを企業に提供する会社の創業・経営者である私が、ビジネスパーソンの皆さんに必要な「主要トピック」を凝縮した入門書となっています。
世界のビジネスエリートが備えている「教養」をあなたのものに、これからの時代に必要な「思考の枠を外す術」を身につけていきましょう。