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[BOOKデータベースより]
第二次世界大戦はどんな戦争であったのか?私たちはどう現代社会を把握すればよいのか?ポスト第二次世界大戦レジームが機能不全を呈する今、あらためて人物に着眼し大戦経験を再考する。個々の経験と大文字の「大戦史」との関係性を問う!人物で見る第二次世界大戦の諸相。総力戦・ジェノサイド・未完の戦争。
第1章 ナチス「飢餓計画」をめぐる人びと(ナチスの知られざる暴力;飢餓計画とは;黒海から飢餓計画へ―ヘルベルト・バッケ;ブエノスアイレスから「血と土」へ―リヒャルト・ヴァルター・・ダレ;世界穀物ルート;ブラジルからのナチズム批判―ジョズエ・ジ・カストロ;終わらない飢餓計画)
[日販商品データベースより]第2章 台湾人にとっての戦争経験と戦後経験―植民地支配に翻弄された生と死(戦争と植民地支配を問うこと;「貪欲」こそが惨禍の根源―林獻堂における戦争経験;「動物本能」の世界を目撃する―林景明における戦争経験;台湾「失陥」の責任を問う―林獻堂における戦後経験;台湾語を「国語」にする―林景明における戦後経験;「台湾独立を妄想」する―林獻堂・林景明の客死;沈黙させられた声に耳を傾けること)
第3章 キッチン戦線―第二次世界大戦期イギリスにおける主婦の戦い(「人びとの戦争」;大戦期イギリスの食糧政策;配給制と食糧プロパガンダ;キッチンの前線化;「人びとの戦争」の実態;「フェア・シェア」という神話;キッチンはどこに続く)
第4章 リヒャルト・シュトラウスってまだ生きていたの?(帝国音楽院総裁だった時代;遺言『カプリッチョ』と戦争末期;終戦後;「ふつうの人」と歴史叙述)
人物で見る第二次世界大戦の諸相
総力戦・ジェノサイド・未完の戦争
第二次世界大戦はどんな戦争であったのか?
私たちはどう現代社会を把握すればよいのか?
ポスト第二次世界大戦レジームが機能不全を呈する今、あらためて人物に着眼し大戦経験を再考する。
個々の経験と大文字の「大戦史」との関係性を問う!
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「第二次世界大戦は、参戦国の数においても、その影響を受けた国や地域の広がりにおいても、第一次世界大戦を凌駕する規模をもつ。その政治的・社会的・文化的影響は戦時期にとどまらず、冷戦期、さらには現代にまで及んでおり、きわめて多層的かつ長期的な射程を有している。戦争が国家を単位として遂行される以上、その歴史叙述もまたナショナルな枠組みに回収されがちである。しかし、このような大戦の全貌を単一の視点から把握することには、自ずと限界がある。そこで本研究班では、あえて特定の人物に焦点を当て、個々の経験と大文字の「大戦史」との関係性を問うことで、通説的な第二次世界大戦像に再考を促す視座を提示することを目指した。
◎目次
序論 第二次世界大戦はどんな戦争だったのか? 小関 隆
第1章 ナチス「飢餓計画」をめぐる人びと 藤原辰史
第2章 台湾人にとっての戦争経験と戦後経験
-----植民地支配に翻弄された生と死 駒込 武
第3章 キッチン戦線---第二次世界大戦期イギリスにおける主婦の戦い 林田敏子
第4章 リヒャルト・シュトラウスってまだ生きていたの? 岡田暁生
あとがき(林田敏子)