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[BOOKデータベースより]
1 解放文学の軌跡(大西巨人と部落差別問題―「黄金伝説」と『神聖喜劇』;自然主義の精神―徳田秋声から中上健次、そして善野〓へ;水平社創立宣言の世界的位置―セゼール、サルトル、ファノンを手がかりに;島崎藤村『破戒』をめぐる諸問題;部落問題文学の前進と停滞―伊藤野枝、西光万吉、島木健作、梅川文男の作品から;戦後の解放文学への視座―中上健次『熊野集』を手がかりに;野間宏と被差別部落―『青年の環』を中心に;大西巨人と部落解放論;「狭山事件」と竹内泰宏『人間の土地』;土方鐵と〈われわれの文学〉;文芸誌『革』の時代)
[日販商品データベースより]2 補論―中上健次と部落・部落解放運動(開発と共同・共生―中上健次の闘い;解放運動としての中上健次)
3 対談「文学と部落解放運動」宮本正人×善野〓
島崎藤村にはじまり、野間宏、西光万吉、大西巨人、中上健次……文芸誌『革』と、明治から現在までの部落解放文学を丁寧に追い巨細に論じた比類ない試み。日本文学史において初の本格的解放文学論であると同時に、真の解放を希求しつづけてきた著者自身の部落解放論の集大成。