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[日販商品データベースより]
“日本人による日本人のための”海外合唱作品シリーズ。現地で学んだ合唱指導者による監修で、作品解説と発音ガイドを掲載。日本の合唱人にも海外の合唱作品に気軽に取り組んでほしいという楽譜企画。
2024年に生誕125年を迎えたフランシス・プーランク。ドビュッシー、ラヴェルに続くフランスを代表する作曲家の一人である。彼が43歳の時、第二次世界大戦さなかの1943年秋に書かれた「Figure humaine(人間の顔)FP120」は現代でも世界中で歌われ続けている作曲史の上でも重要な傑作である。詩人ポール・エリュアールが匿名かつ地下出版で出した『詩と真実、1942年』の巻頭詩「自由」。その詩に強い共感と作曲への情熱を得たプーランクによって全8曲から成るカンタータが出来上がった。1944年5月、この楽譜は作詞者名も作曲者名も伏せられたまま、音楽出版社ルアル・ルロールによって地下出版された。初演は1945年3月25日、レスリー・ウッドゲート指揮のBBC合唱団により、BBC国内放送で行われ、フランス語によるフランス初演はこの2年後の1947年5月2日、パリのシャンゼリゼ劇場で、ポール・コラール指揮のベルギー国立放送合唱団によって行われた。
パリ・エコールノルマル音楽院ほかで学んだ浜田広志の監修。監修者によるフランス語の対訳と発音ガイド、レイアウトを考え抜いた新浄書他、作品解説に久野麗が参加。自由解放への希望を祈ったエリュアールの言葉を歌い上げる。動乱の続く世界、この時代にこそ歌い祈りたい作品である。