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[BOOKデータベースより]
プロローグ 近代日本歴史学における国家主義の起源―その手がかりを探して
[日販商品データベースより]第一部 「東洋史」開発と侵略主義歴史教育 吉田松陰と那珂通世(「東洋史」という用語の由来と認識の現況;明治政府の対外侵略主義;1880年代、国家主義体制確立と吉田松陰;西洋式歴史学の受容と、那珂通世の「東洋史」提案;日本・東洋・西洋三科の歴史教科書制度樹立と天皇制国家主義)
第二部 日露戦争以降における徳富蘇峰の皇室中心主義(徳富蘇峰の評伝『吉田松陰』;第一次世界大戦前後、徳富蘇峰の反米主義)
第三部 大陸侵略と徳富蘇峰の天皇制ファシズム国民読本(1920年代大陸進出と徳富蘇峰のファシズム著述;1930‐1940年代、戦時体制と徳富蘇峰のファシズム国民読本)
エピローグ 吉田松陰の「周辺国先占論」から天皇制ファシズムまで
日本の近代学問研究の上で、「東洋史」はなぜ、事実上の中国史なのか。朝鮮史を日本史の一部と考えることで成立した東洋史研究のいびつさを検討し、徳富蘇峰に代表される国粋主義の日本史研究がもたらした侵略主義歴史教育と皇室中心主義を俯瞰する史学史研究。