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[BOOKデータベースより]
「問い」を炊く、「世界」を食べる!あの、KSD教授が、炊飯器で世界21の国・地域を炊き込んだ!「KSD」こと京都産業大学の教授が「丼」もののレシピで世界一周!?「料理レシピ本大賞」エントリー!
第1章 スパイスと熱気をめぐる旅(インド(南部);中国(四川+雲南);スリランカ;アフリカ(エチオピア))
[日販商品データベースより]第2章 海と港町の物語(中国(沿海部);スペイン(バレンシア〜アンダルシア);モロッコ;マグレブ;ベトナム;カリブ海(ジャマイカ))
第3章 大地と遊牧のご飯(中央アジア(ウズベキスタン〜カザフスタン);バルカン諸国(ルーマニア/セルビア/ボスニア);中東(ヨルダン〜パレスチナ);ハンガリー)
第4章 祝祭と家庭のごちそう(中東(レバント〜ペルシャ湾岸);フィリピン;南米(ペルー〜コロンビア〜キューバ);台湾;北米(アメリカ南部/ルイジアナ))
第5章 地中海の陽光と北欧の森(地中海(ギリシャ〜トルコ);北欧(フィンランド〜スウェーデン))
エッ、現役KSD教授が「丼もの」のレシピ集を発表!?前代未聞、「問いを炊いて世界を食べる」壮大な実験!
「This is my life(自炊こそわが人生)」――料理は素人でも、「問いづくり」はプロ?
この本を書いたのは、まな板よりもホワイトボード、計量カップよりもフラスコ、火や味の加減よりも問いの立て加減に人生を賭けてきた大学教授である。料理はもちろん素人だが、炊飯器と好奇心さえあればなんとかなるものだ!
「なぜ、この国ではこの組み合わせ、この味なのか?」「この料理は、どんな暮らしから生まれたのか?」「それをご飯に乗せたら何が起きるだろうか?」――こんな「問い」からはじまったのが、「世界21地域×丼×炊飯器」という前代未聞の「問いの実験」であった。
フィンランドのサーモンクリームは、なぜこんなに静かでやさしいのか。モロッコのクスクスは、なぜ分かち合いの構造をもっているのか。台湾の魯肉飯【ルーローハン】は、なぜ夜市の雑多さごと美味しいのか。料理スキルのない大学教授が、文化を読み、構造を考え、「炊飯器で炊く」という形でこうした各地のすばらしい料理を再構成した。その結果生まれたのが、単なるレシピ本でも、学術書でもない、「問いを炊いて世界を食べる本」である。
本書は、料理がうまくなりたい人のための本ではない。世界のあちこちの食文化を楽しく味わいたい、とにかく作ってみたい、あるいは食べてみたい人、そして、「なんで大学教授がこんなことを……」と思わずニヤッとしてしまった「あなたのための本」です。炊飯器一つで、世界と文化、そして問いを炊きあげた。なぜそんなことをしたのかは、ページをめくればお分かりいただけるだろう。さあ、KSD教授が考えた丼もののレシピで、世界をめぐる旅へ出発しよう! (さとう・けんいち)