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[BOOKデータベースより]
いつの時代であっても発生した話は、人びとの共感を伴わない限り消えていく運命にある。ハナシは人びとの共感を伴うと、伝承と伝播を繰り返しながらゆっくりと拡散していく。ハナシとはそういうものなのだ。春夏秋冬の暮らし中で、語りの場・ハナシの場は、なくしてはならないものなのである。…さまざまな民話や新たに生れたハナシ、生まれつつあるハナシの数々を共有したいと願っている。
1章 ハナシの発生(昔話・世間話と諺―「飛んでもふぐ」の伝承と相乗効果をめぐって;ムラバナシの生誕―前田治郎助の語りから;ハナシからタトエへ・タトエからハナシへ;笑話の主人公―笑いの発生からハナシへ;なぞなぞ遊び)
[日販商品データベースより]2章 聴き耳の旅から(福島・国見町の民話―暮らしと語り;下総の笑話・「重右衛門話」論を考える―「たたかれた鷹匠」「うるさい鷹番」を中心に;藤原郷の民話;米盛一雄翁のこと;もうひとつのイザイホー)
3章 再話・再話史を考える(再話・再話史を考える;児童文学と民話;日本民話の会と昔話;民話運動の五十年「むかしむかしの会」から「日本民話の会」まで)
4章 負の遺産を語り継ぐ(コロナ禍伝承の可能性―コトバ・フレーズ・ハナシの発生をめぐって;東日本大震災の十年首都圏の災害・伝承の視点から;東日本大震災―あれから六年になるというのに;巨大地震・巨大津波の被災地を歩いて考えたこと;心の復興とは―東日本大震災七年と敗戦後七年;座間味島にて戦争の話を聞く;戦争の時代を語り継ぐということ)
いつの時代であっても発生した話は、人びとの共感を伴わない限り消えていく運命にある。
ハナシは人びとの共感を伴うと、伝承と伝播を繰り返しながらゆっくりと拡散していく。
ハナシとはそういうものなのだ。春夏秋冬の暮らしの中で、ハナシの場は、なくてはならないものである。
著者の「聞き耳の旅」、「聞き耳散歩」から拾い集められた各地に散らばっている話の数々を
この書で共有して頂きたい。