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[BOOKデータベースより]
アイディールブレーン代表取締役会長・佐藤孝典。その人生から「価値創造」と「イノベーション」の意味を知る。
01 アイディールブレーンへと続く、“技術者魂”の原点は?
[日販商品データベースより]02 欧州旅行で、人生が変わる“カルチャーショック”を
03 新しい「柱」構造を生み、技術者として躍動する
04 プライベートでも開発を。そして、独立の道へ
05 完全独立。創造した“技術”と“製品”の軌跡とは?
06 企業としてのアイディールブレーン。価値ある商品を生み出すチカラが
アイディールブレーン代表取締役会長・佐藤孝典。
その人生から「価値創造」と「イノベーション」の意味を知る
超高層ビルのエントランスに足を踏み入れたとき、「柱だらけで狭苦しい」と感じる方はいないだろう。
しかしビルは、下層階ほど荷重がかかるのだから、高さ200メートルを超える超高層ビルだと、本来、1階は太い柱だらけになるのではないだろうか?
こんなことを考える方もいるだろう。
しかし、ビルが太い柱だらけにならないのは、近年の超高層ビルが、「CFT(Concrete Filled Steel Tube)構造」で建てられているからだ。これは、円形や角形の鋼管の中にコンクリートを充じゅう填てんして柱にしているのである。これだと強度が増し、さらに変形性能が高まるので耐震性も高まる。そして、強度が増すことにより柱を細くすることができるのだ。
このCFT構造の研究自体は、1920年代から行われていたというが、この構造に可能性を感じ、自ら研究開発を進め、さらには国を動かし、実用化させた人物がいる。
それが、佐藤孝典である。
彼は現在、アイディールブレーンという会社の代表取締役会長を務めている。
「なぜ、CFT構造に着目したのか」
「どのような研究をしたのか」
「実用化まで、どんな苦労があったのか」
「どうやって、新たな構造として認可できたのか」などは興味が尽きない。
ただ、それ以上に、彼の生き方や考え方は、しばしば常識や社会通念を軽々と飛び越え、知れば知るほど、私たちを刺激してやまない。
そして、そんな佐藤の人生からは、人とは違う角度からものを見る方法や高い壁の乗り越え方など、ビジネスや人生に有用な多くのことが学べるはずである。
佐藤は大手建設会社で「CTF構造」を実用化させた後、会社を飛び出し、自らアイディールブレーン株式会社を立ち上げ、今も、「世のため人のため」という考え方のもと、社会に一石を投じるような商品を次々と開発しては、世に出し続けている。
そんな佐藤の人生を幼少期からたどっていくと、随所に現在の彼を形づくるもとに
なっているようなエピソードや、一風変わった独自の発想法の萌芽などが散見できる。しかも、その一つひとつが実におもしろい。
本書は、佐藤の人生を通じて、人生の不思議さと奥の深さ、さらに「イノベーション」の本質的な意味を学べる一書である。
「孤高の天才」とも呼べる佐藤を知ることで、自身の生き方を見直してほしい。