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[BOOKデータベースより]
引用助詞「と」と「と」を構成要素とする複合辞の多彩な用法を考察。従来、「…と言ふ」「…と思ふ」などの形で使用される引用助詞「と」は古代から現代に至るまで特に用法上の変化は無いと見做されてきたが、実のところ古代語では現代語で観察されない現象が少なからず見出される。例えば「…と悲し」「…とゆかし」のように形容詞を述語とする形は現代語では好まれないだろう。古代語において、引用句「…と」は統語的にも意味的にも現代と異なる側面を持っていたものと見られる。また「と」を構成要素とする複合辞「とて」「など」「といふ」「とあり」なども現代語に無い用法を持つものが多く、語源的には引用助詞の「と」ではなく、繋辞・接続助詞の「と」を化石的に含み込む形のものもある。本書では以上の点を軸に据えて、引用助詞「と」と、その「と」を構成要素とする「とて」「など」「といふ」「とあり」などの複合辞の一群を古代の和文・漢文訓読文から網羅的に収集し、その実態を多角的に分析する。
第1部 古代語における引用構文の構造(中古語の状態性述語を持つ引用構文;連接現象から見る引用句「…と」の副詞的性格 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 第1類の事例研究(中古語における類義語「いらふ」「こたふ」の分析―共起する引用句「…と」に着目して―;古代語の「…と見る」 ほか)
第3部 文法化した諸形式(トテは「と言ひて」「と思ひて」の省略形か;トテの諸用法―「と言ひて」「と思ひて」との比較から― ほか)
第4部 採らなかった先行説(第2類引用構文に「言って」等は伏在するのか;繋辞用法・接続助詞用法・引用助詞用法の関係―川端(1958)について― ほか)
第5部 終章(派生関係の検討;残した課題)
従来、歴史上の変化が無いとされてきた引用助詞「と」であるが、古代語では現代語で見られない文法的特徴が少なからず存在する。例えば「…と悲し」「…とゆかし」のように形容詞を述語とする形が多く見られる点は、現代語と明確に異なる。本書ではこうした用例の構造を分析するとともに、「とて」「といふ」「とあり」など「と」を構成要素とする複合辞の働きを記述し、引用助詞「と」とその周辺の実態を多角的に明らかにする。