この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 地域女性史への道
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2021年11月発売】
- 近現代の女性史を考える
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2015年10月発売】
- 「AV女優」の社会学 増補新版
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2023年05月発売】
- 道一つ越えたら崖っぷち
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2022年09月発売】
- 往復書簡 限界から始まる
-
価格:869円(本体790円+税)
【2024年04月発売】


























[BOOKデータベースより]
消えていったはずの〈帝国〉がふたたび世界に影を広げる今、本書は歴史学、社会学、文学、国際関係論、法哲学、社会政策、スポーツなど、それぞれ異なるディシプリンから近現代における公式・非公式の帝国を再考する。注目するのは、「望ましい身体」を創出しようとするその作用だ。帝国の介入をきっかけとしてジェンダーの境界線は引き直され、身体は新たな姿を獲得していった。各章では、健康や出産、スポーツやダンス、衣服や性愛などといった具体性がジェンダーという視点から分析され、権力と欲望の交差のなかで重層的に身体が構築されていく生政治の過程が読み解かれる。
第1章 帝国、混血、白人男性性 マーク・トウェインの作品を通じて
[日販商品データベースより]第2章 海を越える衣服の政治学 イギリス国教会と女性たちの「帝国」建設
第3章 健康的であることは美しいか 近代日本の美人観と女子体育振興方策の関係
第4章 植民統治下台湾における学校女子体育 纏足、天然足から皇国民錬成まで
第5章 優生学と大正デモクラシー期の家族観 穂積重遠は「病める身体」をいかに論じたか
第6章 歴史のなかのジャニーズ性加害問題 「アメリカ」の夢と暴力
第7章 フェミニストの夢、土地、そして植民地の権力
第8章 植民地後東ティモールの文化と女性 客体化される身体
力による支配や専横、そして分断……。現代社会では、覇権主義や権威主義が頭をもたげ、消えていったはずの〈帝国〉がふたたび世界に影を広げている。
そうしたなかで、本書が注目するのは、帝国が「望ましい身体」を創出しようとしてきたその作用だ。帝国はトランスナショナルな移動を促し、多様な人間どうしが出会う接触の場を増殖させてきた。「他者」との対峙や葛藤のなかで、身体は創出され、序列化され、作り直され、また搾取されていったのだ。
とくに「望ましい身体」創出の強い契機となったのは、優生学、宗教、セクシュアリティといった要素である。これらを通じて帝国は人びとに「夢」や「憧れ」を提示し、しばしばジェンダー規範を揺るがした。だが、それらは同時に抑圧や搾取とも深く絡み合うものだった。
本書は歴史学、社会学、文学、国際関係論、法哲学、社会政策、スポーツ教育など、異なるディシプリンから健康や出産、スポーツやダンス、衣服や性愛など具体性を分析する。これにより、権力と欲望の交差のなかで重層的に身体が構築されていく生政治の過程を読み解き、近現代における公式・非公式の帝国をジェンダーの視点から再考する。