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[BOOKデータベースより]
ヘーゲルの哲学から現代の「心の哲学」の議論へ。ヘーゲルの精神/心の哲学がリベラルな自然主義として解釈されうること、そのことによってそれが現代の「心の哲学」の議論にとっても有意義な視点を提供しうることが明らかにされるであろう。
第1章 心と世界はどう関係しているのか?(近代哲学と「位置づけ問題」;心についての自然主義的な説明;リベラルな自然主義―「位置づけ」から「和解」へ)
[日販商品データベースより]第2章 マルクス・ガブリエルの「精神の哲学」―「心」から「精神」へ―(ガブリエルの新しい実在論;「心」から「精神」へ―新しい実存主義―;心的なものの存在論は必要なのか?―ガブリエルとパトナムを比較して―)
第3章 デイヴィドソンの解釈主義―心的なものの実在性について―(非法則論的一元論;デイヴィドソンにおける心的なものの実在性;存在論からプラグマティズムへ)
第4章 リベラルな自然主義としてのヘーゲルの「精神/心」の哲学(ヘーゲルにおける精神と自然の関係;ヘーゲルの解釈主義的プラグマティズム;「第二の自然」の自然主義)
第5章 ヘーゲルの心身関係論(心身問題についてのヘーゲルの理解;所有関係としての心身関係;表現としての身体―現実的な魂―)
ヘーゲルの「精神/心の哲学」は、なぜ現代でもアクチュアルなのか
ヘーゲルの「精神/心の哲学」は、何故いまだにアクチュアルなのか。M・ガブリエル,H・パトナム,D・デイヴィドソンらによる,現代の心の哲学と繋がるものを探ることから,ヘーゲルの「精神/心の哲学」は「リベラルな自然主義」とみなしうることを明かす
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●著者紹介
硲 智樹(はざま・ともき)
1976年生まれ。2007年広島大学大学院文学研究科人文学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。福山平成大学福祉健康学部講師(2011年から2013年3月まで)を経て,現職は広島大学大学院人間社会科学研究科(人文学プログラム)准教授。専門はヘーゲル研究で,2025-26年度日本ヘーゲル学会理事。
【主な業績】
著書:『ポスト形而上学的思考としてのヘーゲル哲学――ヘーゲルの形而上学批判』(晃洋書房,2024 年),『倫理学から教育と平和を考える』〔共著〕(ナカニシヤ出版,2025年)。
論文:Pragmatische Aspekte der spekulativen Logik. Hegels Konzept des Begriffs als soziale Praxis., Logik und Moderne(Critical Studies in German Idealism, vol. 28), Brill, 2021,「ヘーゲル論理学の意味論的解釈――ヘーゲルと分析哲学」(『思想』1137 号,岩波書店,2019 年),ほか。
翻訳:M. クヴァンテ『マルクス哲学入門――動乱の時代の批判的社会哲学』〔共訳〕(人文書院,2025年,『ヘーゲル全集第13巻 評論・草稿T』〔共訳〕(知泉書館,2023年),ほか。