- 王室・後宮・奥・ハレム
-
歴史学のなかのジェンダーを考える(仮)
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2026年03月
- 判型
- 46
- ISBN
- 9784634591585
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[日販商品データベースより]
日本、東アジア、西洋、イスラム――
王を支えた女性たちはどのように生き、どのような役割を果たしたのか?
社会構造における共通性、独自性はなにか?
宮廷女性をキーワードに時代や地域を横断し、政治に参加した女性の姿を浮かび上がらせる。
後宮・奧・ハレムと呼ばれる日本・アジアのみならずヨーロッパ諸国の「奥向き」について、組織面・制度面、そこに属する人々(后・妃嬪。女官・男官)に加え、彼ら彼女たちが携わった儀礼・文化にも目配りしながら検討を行った。地域・時代を越えた比較検討を行うことで、多様性を見いだすことが可能となり、多彩な「宮廷女性」像・「奥向き」像を提示することができたと自負している。(「はじめに」より)
………………………
〈目次〉
はじめに――ジェンダーの視点から宮廷女性を解明する (神田裕理)
座談会 宮廷女性研究の現在と未来
第1部 宮廷内で働く女官・女房たちの仕事から考える
「采女」と「貢女」――日本古代国家の人材登用と男女の出仕 (伊集院葉子)
中世日本の「後宮」――後継者の「生産」に果たした役割 (松薗 斉)
女房としての紫式部 (倉本一宏
後宮女房の生涯と人事――中世〜近世移行期日本の女房職の相伝性 (神田裕理)
明代の女官について――後宮の管理と後宮儀礼の実態 (前田尚美)
第2部 性差から宮廷内の役割を考える
中世日本の日記における女性のよばれ方 (村井章介)
オスマン帝国ハレムのジェンダー秩序 (小笠原弘幸)
モンゴル帝国の宮廷の女性が果たした政治的役割 (宇野伸浩)
レディース・イン・ウエイティングの役割とその影響 (山木聖史)
第3部 出自・身分・宗教による所属集団から考える
尼となる后妃たち――南北朝〜隋唐時代の後宮 (松下憲一)
足利将軍家の「妻(室)」と「母」――その呼称をめぐって (木下昌規)
室町・戦国期の尼寺と尼僧――南御所・入江殿を中心に (高鳥 廉)
幕末維新期の公家女性と奥――菊亭美子の妻・未亡人・母として担った役割 (田中暁龍)
女子修道院の歴史とその文化活動をめぐる考察 (滝澤修身)