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[BOOKデータベースより]
大正から戦後にかけて日本全国を巡業したが謎に包まれていた歌劇団。その活動の実態を美麗なビジュアル資料約400点を通じて紹介!
第1章 日下温泉と少女歌劇
[日販商品データベースより]第2章 昭和3年全国巡業を追う
第3章 山路妙子の時代
第4章 3人のスターと戦争
第5章 戦後のスター群像
第6章 謎多き経営者・島幹雄
1921(大正10)年頃に設立され、奈良県・大和郡山市を拠点としながら日本全国各地を公演していた旅回りの少女歌劇団「日本少女歌劇座」の足跡を、図版を中心とした資料によってたどるビジュアル学術書。
著者が20年以上の時間をかけて集めた資料や聞き取り調査から、ここ数年でようやく明らかになりつつある同劇団の概要をまとめた初の研究書となる。
政界にも太いパイプを持っていた実業家・島幹雄が主宰する「日本少女歌劇座」の活動は、鉄道網の活用、他の劇団と差別化しつつも流行にも即した演目構成、複数のチラシや割引サービスを駆使した高度なマーケティング戦略など、現代のライヴツアー公演やアイドル文化に通ずる画期的なものであった。
1936年に宮崎県宮崎市に拠点を移すまでは固定劇場を持たず、大都市を避けて地方公演していたため、都市部での知名度はほとんどなかった。
しかし戦前・戦中は日本国内だけでなく、台湾・朝鮮・満洲などでも公演しており、また戦後も活動を続けた数少ない少女歌劇団として、解散時点までの実質的な観客数や影響力は宝塚歌劇団を凌ぐかもしれない。
本書では、大和郡山市立図書館および著者所蔵のブロマイドやチラシ、ポスター等のビジュアル資料を中心に、劇団の設立から解散までの劇団史、時代ごとのトップスターや演目の変遷、折々に用いていたマーケティング戦略、公演ルートなどを紹介する。