- ポスト・ヒューマニティ時代の宗教
-
〈宗教概念批判〉以降の宗教と人間
龍谷大学国際社会文化研究所叢書 第37巻
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2025年12月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784326103591
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[BOOKデータベースより]
「宗教概念批判」の視点は、現代の思想状況の中でどのようにアップデートできるのか。宗教学・宗教哲学の可能性を提示する。
序章 いま、いかにして「宗教とは何か」と問いうるか
[日販商品データベースより]第1部 ポストヒューマニティ時代の宗教概念(宗教概念批判からは何が得られるのか;ポストヒューマンとポスト世俗化―公共圏の変容をめぐって;「多神教」は哲学においてどのように語られてきたか―近代のいくつかの事例を手がかりとして)
第2部 生きられた宗教をどう捉えるか(宗教体験談の図式化によって何をみるか;「生きられた神秘」としての宗教哲学―姉崎正治について)
第3部 主体性のありか(問いとしての宗教―西谷啓治による学と哲学の実践的意味の取り返し;ミシェル・フーコーの霊性論とその向こう―神秘主義的主体論の試み)
第4部 宗教概念批判以降の宗教哲学(置き去りにされたパレスチナ人たち―ポストコロニアルの宗教哲学序論;回帰と出発のポスト世俗―ジュディス・バトラーにおけるユダヤ的なもの;グノーシス主義の回帰?―ポストヒューマン時代の宗教概念)
ポスト・ヒューマニティと呼ばれる現代の思想潮流において、「宗教」概念と、それを信仰する「人間」そのものを問い直す。
「宗教」という概念を批判的に捉え直す「宗教概念批判」の視点は、現代の思想状況の中でどのようにアップデートできるのか。多神教やポスト世俗、グノーシス主義、パレスチナなどの概念の再考と、フーコー、バトラー、レヴィナス等への考察を通して、現代の宗教や社会が抱える諸問題を論じ、宗教学・宗教哲学の可能性を提示する。