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[BOOKデータベースより]
1 「理念」とは、組織の“神経網”である(組織に“理念”を浸透させる。そのためには“人”の育成を;「コアバリューマッピング」で、社員を可視化して理解する ほか)
[日販商品データベースより]2 成長する組織は、“学ぶ”リーダーがつくる(プロフェッショナルの基準は、「学ぶ姿勢」と「成長意欲」;欠如する、学ぶ姿勢を育てる“仕組み”。その構築へ ほか)
3 人の“心”を動かす技術とは?(出発点は「相手を変える」ではなく、「自分が変わる」;仕事の指示を出すときに重要な、3つの要素とは? ほか)
4 成功への「やり抜く力」を養うために(努力し続け、やり抜くために必要なこと;部下育成のカギ1 「興味」を持たせ、「挑戦」させる ほか)
組織に眠る人の可能性≠最大限に引き出す
「自社のブランド価値を高めたい」
「社員を育てて、組織をより強くしたい」
「顧客や取引先に愛される会社として、自社を成長させ続けたい」
これらを実現するための取り組みは、突き詰めれば「人の心を動かす」ことに行きつく。
このこと自体は、多くの経営者や管理職が理解しているが、その実践が難しいのは、「なぜそうなるのか」「どうすれば再現できるのか」というプロセスが見えていないからである。
この解決の糸口は、「行動経済学」や「組織心理学」といった学術分野から探ることができる。これらの学問は、人の判断や感情の動きを、主観ではなくデータとエビデンスをもって説明するロジックを提供してくれる。
つまり、「人の心を動かす」ことは本来、センス頼みの属人的なものではなく、再現性のある技術なのだ。
著者である関野氏は、世界中の著名大学や研究機関が発信する最新の学術理論を徹底的に収集・分析することによって、それらを企業で活用していくための手法を開発している。
とはいえ、行動経済学や組織心理学を学ぶことは、あくまで有効な手段のひとつに過ぎない。その根底に経営者や管理職としての「人間力」がなければ、どんな理論も小手先のテクニックでしかなくなってしまう。
だからこそ、これからビジネスパーソンには“人の心を本当に動かす力”が求められる。
ましてやAI時代となったいま、創造力、感受性、対話力、信頼関係を築く力、協力して価値を生み出す力―こういった“人にしかできない領域”こそが、これからの企業経営における決定的な競争優位性になる。
人の心を動かすこと。
人の可能性を最大化すること。
そして、そのために「教育で人間力を高め」「仕組みで人を育てて活かす」こと。
本書は、著者が積み重ねてきた知見と実践をもとに、それらをどう実現すべきかを解き明かしていく。