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[BOOKデータベースより]
2万人を見てきた心理カウンセラーが教える、好かれる人が話す前に「ちょっとだけ意識している」こと。印象がガラリとよくなる伝え方のコツ。「感じがいい」は「性格」ではなく技術。感じがよくなると毎日がうまくいく。
第1章 「安心」を与える人は感じがいい(「普通こうでしょ」という言い方はなぜ感じが悪いのか;「でも」という口ぐせの背景にあるヤバい心理 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 安心できる「聞き方」4つのポイント(聞く時は感情から聞く、話す時は事実から話す;なぜ「事実」から話したほうがよいのか ほか)
第3章 無理して相手に合わせると感じが悪くなる(誰にでもいい顔をする「八方美人」ほど感じが悪い;NOを伝えることは「否定」なのか? ほか)
第4章 「よかれと思って」言ったことで感じが悪くなる(無意識のうちに「男はこう、女はこう」と決めつけていないか?;男性がお弁当を作ることは「おかしい」のか? ほか)
第5章 感じがいい人が普段からやっていること(「挨拶は不要」と考える人が多い理由;返事がなくても、挨拶をするのは「徳を積んでいる」のと同じ ほか)
「普通に話しているつもりなのに、相手をイラっとさせてしまった」
「よかれと思って言ったのに、傷つけてしまった」
「職場の同僚や友人の輪に、なかなか溶け込めないでいる」
「仕事で大事な相手を怒らせてしまったようだが、理由に心当たりがない」
「世代の違う職場の人と、心の距離がなかなか縮まらない」
こんな悩み、あるあるですよね。
自分としては、悪気はないのに、なぜか相手とギクシャクしてしまう。
「何がいけないの?どこを、どう直せばいいの?」
「やっぱり私は、ダメなのかな……」
「話し方の正解が分からない、誰か教えて!」
こんな悩みに、これまで2万人以上の相談を受け、のべ6万人以上に企業研修や講演を行ってきた大野萌子さんが答えます。
人間関係をよくするために大事なのは「何を話すか」ではなく「どういう言い方をするか」です。
人間関係に悩む多くの人は「ちょっとだけ言葉を選べば、印象がガラリと変わるのに、もったいないなあ」という人ばかり。
周囲から感じがいいと言われる人と、そうでない人の違いは、本当に、ちょっとしたことです。誰でも、感じのいい人になれるのです。
では、どうすれば、感じのいい話し方ができるのか。
そもそも、感じが悪い言葉遣いも、悪気があって発せられることはほとんどありません。
むしろ、本人は「よかれ」と思っていることさえあります、いわば無意識に感じの悪い言葉が出てくる状態です。
「無意識なら防ぎようがない。やっぱり、どうしたらいいのか分からない」
と思うかもしれませんが、大事なのは「考え方」を変えること。
普段から「感じのいい考え方」をしていれば、感じのいい言葉が頭に浮かんできます。
たとえば、相手に何かを取ってほしい時に「それ、取って」と言うと、相手は少しムッとするかもしれません。
親しい間柄ならいいのですが、職場などでは、「それ、取ってもらえますか?」とお願いの形に変えたほうが、印象は柔らかくなります。
伝える内容は同じ。違うのは「言い方」だけです。「言いたいこと」は変えていません。
つまり、
「相手に頼むときは『指示』するもの」という思考パターンを、
「相手に頼むときは『お願い』するもの」いう新しい考え方にアップデートする。
それだけで、あなたはいつ、どんな場面でも感じのいい人でいられるのです。
感じのいい言葉が、自然と口をついて出てくるようになります。
「けど、考え方を変えるって、なんだか難しそう」
この本では、読むうちに「感じのいい人の考え方」が自然とインストールされるように工夫しています。
「読んで終わり」ではなく、「読んでいるうちに変わる」本。
いってみれば、読むだけで感じがよくなる本です。