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[日販商品データベースより]
『プリンキピア』以後、西洋を支配してきたニュートン的な自然観は、時間に対して可逆的な法則によって世界が記述できるという確信に基づく。しかし、古典科学で例外として扱われる不可逆性や乱雑性にこそ、動的なこの世界を理解する鍵があると考えるのが、プリゴジン(物理学者・化学者、散逸構造理論によりノーベル化学賞受賞)とスタンジェール(科学史家)の立脚点である。
本書は、古典科学における機械論的な世界像から進化論的な世界像にいたる3世紀間の科学の発展を、「人間と自然との対話」という視点から跡づける。さらに、非線形、不安定、ゆらぎなどの概念をキーワードに、宇宙・生命・社会のあらゆる現象に見られる秩序形成過程の具体例を探り、散逸構造や進化の諸理論がはらむ世界観構築への展望を提示する。