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解放一年史を問いなおす
法政大学出版局 林哲
点
分断に抗した統一独立運動の原点を問う。植民地支配から解放された人びとが求め、闘ってきた統一と平和、そして民主主義とは何であったか。同時代の史料から読み解いた論文集。
「解放一年史」再考朝鮮人民共和国に関する若干の問題 全国人民委員会代表者大会(一九四五年一一月)における議論を中心に第二次大戦後の朝鮮における民主主義民族戦線解放直後の朝鮮における「民主基地論」 統一戦線論を手がかりに歴史をとおしてみる統一国家像朝鮮の「解放」と中国独立・統一・「進歩的民主主義」を求めて 夢陽・呂運亨の生涯東アジア冷戦と朝鮮における政治的暴力の起源 解放一年史を中心に済州島「四・三事件」における「暴力」国際関係学による「場」としての東アジア『朝鮮半島の分断構造』と『アメリカのディレンマ』を読む国際シンポジウム「東アジアの冷戦と国家テロリズム」の旅『現代朝鮮の悲劇の指導者たち』訳者あとがき国際関係論と朝鮮現代史『朝鮮戦争の起源』訳者あとがき「朝鮮戦争像」の根本的な転換迫る カミングスの『朝鮮戦争の起源』安倍首相の「戦後七〇年談話」について 日韓条約五〇年の観点から亡命運動家鄭敬謨先生の生涯と時代
日本の敗戦直後、朝鮮各地では人民委員会が結成され、45年9月には呂運亨らにより朝鮮人民共和国の樹立が宣言された。だが米軍政は共和国を否定して親日派と結んで、翌年の人民抗争にも徹底的な弾圧で臨んだ。著者はこの過程に済州島四・三抗争や朝鮮戦争時の国家暴力の発端を読み取り、「解放一年史」の研究を重ねてきた。本書は半世紀にわたるその思索の集大成である。鄭栄桓氏の詳細な解説を付す。
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[BOOKデータベースより]
分断に抗した統一独立運動の原点を問う。植民地支配から解放された人びとが求め、闘ってきた統一と平和、そして民主主義とは何であったか。同時代の史料から読み解いた論文集。
「解放一年史」再考
[日販商品データベースより]朝鮮人民共和国に関する若干の問題 全国人民委員会代表者大会(一九四五年一一月)における議論を中心に
第二次大戦後の朝鮮における民主主義民族戦線
解放直後の朝鮮における「民主基地論」 統一戦線論を手がかりに
歴史をとおしてみる統一国家像
朝鮮の「解放」と中国
独立・統一・「進歩的民主主義」を求めて 夢陽・呂運亨の生涯
東アジア冷戦と朝鮮における政治的暴力の起源 解放一年史を中心に
済州島「四・三事件」における「暴力」
国際関係学による「場」としての東アジア
『朝鮮半島の分断構造』と『アメリカのディレンマ』を読む
国際シンポジウム「東アジアの冷戦と国家テロリズム」の旅
『現代朝鮮の悲劇の指導者たち』訳者あとがき
国際関係論と朝鮮現代史
『朝鮮戦争の起源』訳者あとがき
「朝鮮戦争像」の根本的な転換迫る カミングスの『朝鮮戦争の起源』
安倍首相の「戦後七〇年談話」について 日韓条約五〇年の観点から
亡命運動家鄭敬謨先生の生涯と時代
日本の敗戦直後、朝鮮各地では人民委員会が結成され、45年9月には呂運亨らにより朝鮮人民共和国の樹立が宣言された。だが米軍政は共和国を否定して親日派と結んで、翌年の人民抗争にも徹底的な弾圧で臨んだ。著者はこの過程に済州島四・三抗争や朝鮮戦争時の国家暴力の発端を読み取り、「解放一年史」の研究を重ねてきた。本書は半世紀にわたるその思索の集大成である。鄭栄桓氏の詳細な解説を付す。