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[BOOKデータベースより]
さまざまな難問に直面するヨーロッパ各地を丹念に取材し、〈崩壊の現場〉からこの世界の現在と未来を考察するルポルタージュ!大事故の痕跡、産業政策の残骸、戦争遺跡、分断された街…
よみがえるソ連 プリピャチ
[日販商品データベースより]足元に潜む核戦争 ロンドン
分断された世界 ボスニア・ヘルツェゴビナ
名君だった「暴君ネロ」ローマ、ポンペイ
人影が消えた浜辺 キプロス
峠を越えた金塊 ピレネー山脈・カンフラン国際駅
地中海の中心で、地図を描く 南イタリア・カラブリア
アウシュヴィッツの東を見よ ソビブル、トレブリンカ、ベウジェツ
第9章 虹の彼方に消えた「移民」 ウェスト・ヨークシャー
かつてこの国に王がいた ソフィア
ボタ山が育んだ政治勢力 ノール・パドカレー炭田
ナンバープレートの上の「国家」 コソボ・ミトロヴィツァ
共産主義の亡霊が徘徊する ブダペスト
壁なき大平原の幻想 ベルリン
ヨーロッパ中に散らばる「廃墟」は、私たちに何を問いかけているのか?
さまざまな難問に直面するヨーロッパ各地を丹念に取材し、
〈崩壊の現場〉からこの世界の現在と未来を考察するルポルタージュ。
《破滅の後には再生がある。湿潤な気候の日本では木造家屋が朽ち果てて自然に戻り、
その上に新たな社会が上書きされるのに対し、広大で乾いた欧州の大地では、
石造りの建物が廃虚となって存在感を示し続ける。
その痕跡を日々目にし、そこから教訓を学びつつ、人々はその隣に新たな社会を建設する。
欧州の廃虚をめぐる本書は、したがって破壊の過程をたどるとともに、そこに潜む再生への道筋を探る旅ともなるだろう。》
(本書「はじめに」より)
<内容より>
▼チェルノブイリ原発事故で無人となった街
▼戦前大いに栄え、戦後は朽ち果てたピレネー山中の乗換駅
▼頓挫した南イタリアの産業振興策の残骸
▼EU離脱を多くの住民が支持した英国のラストベルト
▼内戦や虐殺の歴史を経て分断が定着した街
▼極端な人口減少によって衰退へむかう国家
▼ホロコーストの記憶を発信しつづけている収容所跡地
……