- 乳と捨て子の〈近代〉
-
産み育てる現場から
歴史文化ライブラリー 626
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2025年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784642306263
[BOOKデータベースより]
養育できない子どもを捨て他者にゆだねた〈近世〉から、母性愛が強調される〈近代〉へ。実母の母乳哺育を良しとする一方で捨て子を悪とする風潮へ。子どものいのちをつなぐ営みから、生命観、家族観の変貌を辿る。
乳と捨て子の近世から近代へ―プロローグ
近世・近代転換期の棄児院構想
明治期の乳母をめぐる現実と言説
「母乳」の語の登場と「母乳哺育」の価値化
「捨子」から「棄児」へ
産み育てる現場に立つ―エピローグ
養育できない子どもを捨て他者にゆだねた〈近世〉から、母性愛が強調される〈近代〉へ。その過程で、乳母に頼らず実母の母乳哺育をよしとする風潮が生まれていく。他方、子を捨てる親は「鬼」と呼ばれた。育児相談、母親の育児日記、乳児用ミルクの広告、捨て子に添えられた手紙などの史料を切り口に、子どものいのちをつなぐ営みの変化を探る。
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