因果関係と過失犯論・共犯論

成文堂
甲斐克則　

• 価格: 7,700円（本体7,000円＋税）
• 発行年月: 2025年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784792354565

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　基礎理論―特に危険概念と因果関係―（刑法におけるリスクと危険性の区別；因果関係における「危険と危険の現実化」論の源流―カール・エンギッシュの理論の再検討を手掛かりにして―）
第２部　過失犯論―特に過失の競合―（過失・危険の防止と（刑事）責任の負担；過失犯と因果関係；過失の競合；不作為による過失の競合；医療事故と過失の競合―横浜市大患者取違え事件最高裁決定―　ほか）
第３部　共犯論―特に正犯と共犯の区別―（正犯と共犯の区別―「因果的区別モデル」と「役割分担モデル」の相克―；共同正犯と幇助犯の区別；自殺関与罪と殺人罪の限界）

[日販商品データベースより]

第１部「基礎理論―特に危険概念と因果関係」、第２部「過失犯論―特に過失の競合」、第３部「共犯論―特に正犯と共犯の区別」。先行研究『責任原理と過失犯論』、『法益論の研究』とともに、著者の基礎理論研究の３本柱となるもの。