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[BOOKデータベースより]
京都から日本、そして世界へと広がった「民藝」その名が生まれて100年を迎えたいま「日常の美」という価値観にせまる。京都市京セラ美術館 特別展「民藝誕生100年―京都が紡いだ日常の美」公式図録。
序章 「民藝」という言葉の誕生―木喰仏の発見
[日販商品データベースより]第1章 上加茂民藝協団―新作民藝の制作集団
第2章 三國荘―最初の「民藝館」
第3章 式場隆三郎と自邸
第4章 日本全国の蒐集
第5章 民藝と「個人作家」
第6章 民藝と京都
論考
京都から日本、そして世界へと広がった「民藝」
100年を向かえたいま 日常の美という価値観にせまる。
暮らしの中にある美を見出し、民衆的なる工芸の魅力に「民藝」という言葉を与えた、柳宗悦と濱田庄司、河井ェ次郎。そこから100年の時が経った、今もなお、この美の価値観に多くの人が惹かれている。
本書では、京都を舞台とした「民藝」運動の草創期に焦点を当て、約170点の作品と柳宗悦による民藝論を辿りながら、活動の軌跡を紹介。「民藝」という言葉が誕生するきっかけとなった木喰仏をはじめ、上加茂民藝協団で活動した黒田辰秋、青田五良の作品、「民藝館」「三國荘」のために制作された河井ェ次郎、濱田庄司、バーナード・リーチらの工芸作品など、民藝関連作家の作品や民藝建築の数々を収録。その他京都における民藝運動の推進者や支援者をめぐる作品や資料とともに、受け継がれる京都と民藝との関わりを見つめる。