- 世界秩序
-
グローバル化の夢と挫折
中公新書 2872
中央公論新社
田所昌幸
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2025年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784121028723

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[BOOKデータベースより]
第二次世界大戦以降、アメリカが主導してきたグローバル化が挫折しつつある。自由民主主義と市場経済の社会モデルが綻びを見せ、権威主義の中国やロシアが秩序変更を狙う。世界はこれからどうなるのか―。本書は古代ローマ帝国から現代のアメリカ一極優位までを俯瞰し、「一つの世界」への統合と、分解のダイナミクスを捉える。さらにグローバル化後の「四つの世界秩序」の可能性と、日本の未来を考察する。
第1章 統合の条件(グローバル化の波動;構造;権力;秩序;文化と規範)
[日販商品データベースより]第2章 広域的秩序の興亡(前近代のグローバル化;ローマ帝国と中世ヨーロッパ;ユーラシア大陸の統合と分解;西洋の興隆と自滅)
第3章 アメリカ主導のグローバル化(戦勝国としてのアメリカ;戦後経済の制度化;勝利の逆説;露呈した「リベラリズム」の限界)
第4章 四つの世界秩序(一つの世界―再グローバル化;三つの世界―新しい冷戦;多数の世界―再近代化する世界;無数の世界―中世は再来するのか)
第5章 ポスト・グローバル化と日本(大国でも小国でもない日本;仲間を増やし、敵を減らす;「自立」を迫られる日本;「日本」の生き残りとは何なのか)
第二次世界大戦以降、アメリカが主導してきたグローバル化が挫折しつつある。
自由民主主義と市場経済の社会モデルが綻びを見せ、権威主義の中国やロシアが秩序変更を狙う。
世界はこれからどうなるのか――。
本書は古代ローマ帝国から現代のアメリカ一極優位までを俯瞰し、「一つの世界」への統合と、分解のダイナミクスを捉える。
さらにグローバル化後の「四つの世界秩序」の可能性と、日本の未来を考察する。