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価格:770円(本体700円+税)
【2021年05月発売】
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【2021年05月発売】
[日販商品データベースより]
いま、公立学校がになっていたはずの、地域住民の生きるためのニーズを保障する「ケア」を備えた公共(コモン)としての役割が、危機に瀕している。
そんな時代でも、希望の灯を照らし続けている高校がある。それが、大阪府立松原高等学校である。
1974年に、地域の学びの〈公共財〉として、「一切の差別を許さない」「一切の落ちこぼれを許さない」「地域に根ざした学校」を三原則として生まれた松原高校は、1996年に総合学科へ改編する。
50年にわたって、常に教員同士がヴィジョンやコンセプトを言語化して共有し、生徒自身や地域住民と向き合う中で、ユニークな実践を紡ぎ、生徒を信じる場を作り続けてきた。
本書は、FAITH(信頼)を核心に、人と人が想いを交わし、支え合って、人間らしく生きることを大切にしてきた松原高校の取り組みを、教員や市民、卒業生の言葉でいきいきと伝える。
学校に優しさや支え合いを求めたいと思う人、一人ひとりが大切にされる社会を作りたいと思う人、これから先生になりたい人や先生としていろんな問いを持っている人、そして、教育につながるすべての大人のみなさんに贈る「本による学校公開」。
■目次■
●1時間目 ホームルーム合宿
松高生になる第一歩―FAITH(信頼)を合言葉に(平野智之)
●2時間目 産業社会と人間
誰もが自信を持って生きていける社会は実現可能か(木村悠)
●3時間目 教科授業
人と学びとつながる授業(深井恵介)
●4時間目 韓国研修旅行
海を渡り、壁を越える(伊藤あゆ)
●5時間目 人権学習
わたしはここにいる(澤井未緩)
●6時間目 課題研究
答えのない問いを創る価値―〈誰もが安心できる〉の先にある課題研究(中川泰輔)
●放課後
インクルーシブな世界をつくる(平野智之)
●終章 学校訪問から考えてほしいこと
人権教育からケアの学校へ(平野智之)
●特別講座
「人間する」を忘れない高校―松高という宝物(菊地栄治)
[コラム(副題省略)]
・ビビっときたら行く(一色浴果里)
・どうやって「FAITH(信頼)」は生まれたか(松木正)
・私を支えてくれた温かい居場所(柳音羽)
・誰かのために動くということ(明見琴子)
・フェミニズム視点でジェンダー平等について考える(佐藤智