- 娯楽としての怪異妖怪
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- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2025年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784309714851
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価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年09月発売】
[BOOKデータベースより]
お化け屋敷、おもちゃ、双六、手品、妖怪画、春画、黄表紙、映画、マンガ、ラノベ、ゲーム…遊びや笑い、大衆文化やフィクションに日本人の心性を読む―。これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー!
総論 娯楽としての怪異・妖怪
[日販商品データベースより]1 娯楽と妖怪(化物屋敷の誕生;遊びの中の妖怪たち―近世後期における妖怪観の転換)
2 江戸の化物文化(素人の演出する怪談芸―江戸時代の「妖怪手品」について;豆腐小僧の系譜―黄表紙を中心に;化物と遊ぶ―「なんけんけれどもばけ物双六」;春画・妖怪画・江戸の考証学―〈怪なるもの〉の視覚化をめぐって;「妖怪」をいかに描くか―鳥山石燕の方法)
3 現代大衆文化と妖怪(通俗的「妖怪」概念の成立に関する一考察;「見世物」から「映画」へ―新東宝の怪猫映画;一九七〇年代の「妖怪革命」―水木しげる『妖怪なんでも入門』;鎌鼬存疑―「カマイタチ現象」真空説の受容と展開;ライトノベル異世界転生ものにおける異世界の生成―モンスターの和洋混淆状態を手がかりに)
怪異・妖怪研究は今世紀に入っても大きな進展を遂げている。2000年以降発表のものを中心に、今後の研究に不可欠な重要論考を精選。大衆文化・フィクションとしての面を扱う第5巻。
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お化け屋敷、おもちゃ、双六、手品、妖怪画、春画、
黄表紙、映画、マンガ、ラノベ、ゲーム……
遊びや笑い、大衆文化やフィクションに
日本人の心性を読む―――。
これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー! 図版多数!
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●目次●
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総論 娯楽としての怪異・妖怪(香川雅信)
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【T 娯楽と妖怪】
化物屋敷の誕生(橋爪紳也)
遊びの中の妖怪たち――近世後期における妖怪観の転換(香川雅信)
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【U 江戸の化物文化】
素人の演出する怪談芸――江戸時代の「妖怪手品」について(横山泰子)
豆腐小僧の系譜――黄表紙を中心に(アダム・カバット)
化物と遊ぶ――「なんけんけれども化物双六」(岩城紀子)
春画・妖怪画・江戸の考証学――〈怪なるもの〉の視覚化をめぐって(鈴木堅弘)
「妖怪」をいかに描くか――鳥山石燕の方法(近藤瑞木)
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【V 現代大衆文化と妖怪】
通俗的「妖怪」概念の成立に関する一考察(京極夏彦)
「見世物」から「映画」へ――新東宝の怪猫映画(志村三代子)
一九七〇年代の「妖怪革命」――水木しげる『妖怪なんでも入門』(清水潤)
鎌鼬存疑――「カマイタチ現象」真空説の受容と展開(飯倉義之)
ライトノベル異世界転生物における異世界の生成――モンスターの和洋混淆状態を手がかりに(伊藤慎吾)
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解題(香川雅信)