- ジャポニスム
-
幻想の日本
ちくま学芸文庫 マー59ー1
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2025年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480513175
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 近代日本の「手芸」とジェンダー
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2005年10月発売】
- 現代美術の場としてのポーランド
-
価格:5,060円(本体4,600円+税)
【2021年05月発売】
[BOOKデータベースより]
ジャポニスムは、19世紀後半から日本美術が西洋美術に影響を与えた結果生まれた現象である。西欧の「ものの見かた」まで揺さぶったという点でも、文化史上重要な出来事だが、同時にヨーロッパが形成した日本のイメージは、彼らの欲望に基づいた異文化像として作られたものであることは疑いを入れない。本書は、ジャポニスムの定義から起こして、印象派・ウィーン分離派ほか多数の作品や当時の評論をもとに、日本美術が与えたインパクトとその意味を詳細に解説する。ヨーロッパで成立した西洋美史を「一つの価値観」として相対化することもできるようになる犀利な論集。絵画図版多数。
1 ジャポニスムとは何か―序にかえて
[日販商品データベースより]2 ジャポニスムと自然主義
3 モネの《ラ・ジャポネーズ》をめぐって―異国への窓
4 A travers―モネの《木の間越しの春》をめぐって
5 モネのジャポニスム―自然と装飾
6 ゴッホと日本
7 クリムトと装飾―ウィーンにおける絵画のジャポニスム
8 葛飾北斎とジャポニスム
ジャポニスムは、19世紀後半から日本美術が西洋美術に影響を与えた結果生まれた現象である。西欧の「ものの見かた」まで揺さぶったという点でも、文化史上重要な出来事だが、同時にヨーロッパが形成した日本のイメージは、彼らの欲望に基づいた異文化像として作られたものであることは疑いを入れない。本書は、ジャポニスムの定義から起こして、印象派・ウィーン分離派ほか多数の作品や当時の評論をもとに、日本美術が与えたインパクトとその意味を詳細に解説する。ヨーロッパで成立した西洋美術史を「一つの価値観」として相対化することもできるようになる犀利な論集。絵画図版多数。