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[BOOKデータベースより]
昭和24年初版刊、伝説の教育書、復刻。梅根が本書に込めた思いは、時代や社会背景の違いを超えて色あせることなく現在に息づいている。
一 カリキュラムという言葉の意味
[日販商品データベースより]二 古い社会と新しい社会(三つの教育)
三 古い生活教育と新しい生活教育
四 カリキュラム改造の動き
五 生活単元
六 ユニットの展開
七 生活カリキュラムと教科カリキュラム(コアと周辺その一)
八 共通カリキュラムと個別カリキュラム(コアと周辺その二)
九 コア・カリキュラムへの切りかえ方
昭和24年初版刊、伝説の教育書、復刻。
本書の概要
昭和24年初版刊の梅根悟著『コア・カリキュラム』を復刻。復刻に際し、安井一郎氏による解説を新たに付した。「社会に開かれた教育課程」や「カリキュラム・マネジメント」が求められる時代だからこそ、今まさに読まれるべき1冊である。
本書からわかること
今よみがえる梅根悟の教育思想
戦後の教育改革において中心的な役割を果たした梅根悟。
西洋教育思想をはじめとした教育学の泰斗として「梅根の前に梅根なく、梅根の後にも梅根なし」とまで評されました。
本書の初版は昭和24(1949)年で、当時の教育界をまさに席巻した1冊といえます。
戦後まもなくの状況に基づいて書かれていますが、21世紀の現在に読んでもなお、梅根の思想の先進性に驚かされます。
本書をどう読むか
本書は多様な読み方をすることができます。
もちろん、カリキュラム(教育課程)論、殊に書名でもある「コア・カリキュラム」の解説書として読むことが第一義ではあります。
しかし、「社会に開かれた教育課程」や「カリキュラム・マネジメント」「教科等横断的な学習」等、昨今の審議会で討議されている内容と照らし合わせながら読んでみるのも興味深いところです。
また、西洋教育史の概説書にもなりえます。
さらには、初期社会科の状況と課題を垣間見ることもできます。
特別活動に関心のある方は、ホームルームの重要性について再認識できるでしょう。
知的障害教育に関心のある方は、各教科等を合わせた指導、なかんずく生活単元学習について理解を深められると思います。
それ以外にも、生涯学習について言及している箇所があるなど、テーマごとに何度でも読み返したくなる魅力にあふれています。
こんな先生におすすめ
今日読んで、明日すぐに役立つ本ではありません。
「子どもの関心から『単元』を構想するにはどうしたらいいか」
「子どもの学びを実社会・実生活とどう結びつけられるか」
「子どもが確かな力を身につけるためにはどうすればいいか」
こうした考えを深める契機になる1冊です。