- 帝国の隠し方
-
大アメリカ合衆国の歴史
名古屋大学出版会
ダニエル・イマヴァール 和田光弘(アメリカ史学) 森脇由美子 小澤卓也 内田綾子- 価格
- 5,940円(本体5,400円+税)
- 発行年月
- 2025年07月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784815811990
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[BOOKデータベースより]
アメリカ合衆国といえば、一体となった大陸本土の地図が思い浮かぶ。だが歴史上は、ハワイ、フィリピン、プエルトリコをはじめ多数の海外領土や内陸准州を保持してきた。アメリカは辺境との関係で、また辺境の地で何をしてきたのか。なぜそれは見えなかったのか―。新たな帝国像とともにアメリカのリアルな姿を明るみに出す卓抜な通史。
はじめに―ロゴ・マップを超えて
[日販商品データベースより]用語解説
第1部 植民地帝国(ダニエル・ブーンの栄枯盛衰;インディアン・カントリー;知りたいが聞きにくいグアノのすべて;テディ・ローズヴェルトの最良の日;帝国の心性;自由の喊声を高らかに歌いながら;特権的な空間の外で;ホワイト・シティ;国境なき医師たち;要塞アメリカ;戦争国家;男には死なねばならぬ時がある)
第2部 点描法帝国(キルロイ参上;アメリカの脱植民地化;アメリカでは誰も知らないけど、プエルトリコはアメリカにあるわ;シンセティカ―合成物の新世界;これこそ神のなせる業だ;赤い八角形の帝国;言語はウイルス;力こそが主権だ、ボンド君;ベースランディア―基地の国;点と点の戦争)
おわりに―おわりなき帝国
「真珠湾、ゴジラ、ソニー、007、海鳥の糞、道路標識、ネジ山の角度、ウエスト・サイド物語、経口避妊薬、孤島、ビートルズ、英語、ピースマーク、そして今話題のグリーンランド、パナマ運河……。連想遊びではない。一見、無関係に思われるこれらの言葉・事象が、本書を読めばあたかも魔法のごとく、すべてつながってゆく」(「監訳者あとがき」より)
アメリカ合衆国といえば、一体となった大陸本土の地図が思い浮かぶ。だが歴史上は、ハワイ、フィリピン、プエルトリコをはじめ多数の海外領土や内陸准州を保持してきた。アメリカは辺境との関係で、また辺境の地で何をしてきたのか。なぜそれは見えなかったのか――。新たな帝国像とともにアメリカのリアルな姿を明るみに出す卓抜な通史。