- トラウマと解離の文脈
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ピエール・ジャネの再発見
金剛出版
ジュゼッペ・クラパロ フランチェスカ・オルトゥ オノ・ヴァン・デア・ハート 若山和樹 筒井亮太- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2025年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784772421119
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[日販商品データベースより]
20世紀初頭に活躍したフランスの卓越した精神医学者,心理学者,哲学者であるピエール・ジャネは,フロイトに先駆けて解離とヒステリーの研究と臨床に携わり,多くの偉大な仕事を成し遂げた。
本書は,ジャネの主要な業績の中で提示された「下意識的固着観念」,「意識野の狭窄」,「統合不全」といった諸概念についての考察に続く,「精神分析へのジャネの影響」,「現代の精神外傷学へのジャネの影響」,「現代の心理療法へのジャネの影響」の三部で構成された国際的な専門家によるジャネへのオマージュともいうべき書である。
ジャネの臨床概念を対象関係論,アタッチメント理論,フェレンツィの研究,ユング心理学,また,ソマティック心理学,ポリヴェーガル理論,メンタライゼーションなど多くの現在の心理療法と結びつけながら,再発見し解き明かすものであり,トラウマと解離を学ぶうえでの礎となる重要文献である。