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[BOOKデータベースより]
あなたはまだ知らない。石破茂は「魔人」と敬畏し、大平正芳は「霊能師」と慄き、石原慎太郎は「天才」と讃えた。なぜ、田中角栄はこれほど大きな存在なのか―昭和という時代を突き動かした男の、成功と挫折をたどる一代記。
プロローグ 語り継がれる田中角栄
[日販商品データベースより]第一章 政治家前夜 上京・独立・結婚・徴兵・病気
第二章 政界入り後のつまずきと飛躍 落選・当選・逮捕・獄中立候補・初入閣
第三章 政治の中枢へ 政調会長・大蔵大臣・幹事長
第四章 総理大臣への道程―角福戦争 日米会談・『日本列島改造論』・田中派旗揚げ
第五章 「今太閤」としての政治 日中国交正常化・日ソ共同宣言・石油ショック
第六章 ロッキード事件の波紋とキングメーカーの誕生 逮捕・批判・盟友の死
第七章 復権を望んで派閥統括 世代交代・実刑判決・最高得票
第八章 裏切りと怒り 創政会旗揚げ・派閥の瓦解・酒びたり
第九章 闇将軍の支配の終焉をめぐって 脳梗塞・右翼団体・暴力団・死
エピローグ 現代の政界でも活躍しつづけている田中角栄の遺伝子
宰相の椅子をめがけて駆け上がっていくまでの栄光の道のりと、その後、さまざまな疑惑が吹き出して裁判の被告人となり、そして「闇将軍」として復権を狙い、永田町に君臨しつづけたあげくに、竹下登や金丸信らに独立され、失意のうちに病に倒れるという人生は、多くの日本人をいまだに惹きつけてやまない。
ロッキード事件で被告人となり、金権政治の権化とマスコミから批判された田中が、その一方で「昭和の豊臣秀吉」、「今太閤」などと称され、庶民出身の宰相として愛されつづけたのには、一度接した人がすべてファンになると言われるほど、大きな魅力を備えた人間通だったからであろう。(中略)
なぜ、人々がいまも田中角栄の人生に興味を持ちつづけるのか。
わたしは、ある意味で、田中角栄が活躍した「昭和」が人々の記憶のなかで、はるか昔になり、ひとつの歴史になってきたからだと思っている。(本書「あとがき」より)
田中角栄について、石破茂は「魔人」と敬畏し、大平正芳は「霊能師」と慄き、石原慎太郎は「天才」と讃えた。
なぜ、田中角栄はこれほど大きな存在なのか──昭和という時代を突き動かした「オヤジさん」と呼ばれる最後の政治家の、成功と挫折をたどる一代記。