- フリースタイル vol.64
-
特集:高畑勲が成し遂げたこと 笹木信作×安藤雅司×叶精二
- 価格
- 977円(本体888円+税)
- 発行年月
- 2025年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784867311189
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[日販商品データベースより]
ぼくは高畑勲氏のアニメーションを見て育った。
TVシリーズの『アルプスの少女ハイジ』『母をたずねて三千里』
『赤毛のアン』は本放送で毎週見ていた。
夕方の再放送枠では『ルパン三世』(ファーストシリーズ)に夢中だった。
高畑勲氏の名前を初めて知ったのは
アニメ雑誌の「アニメージュ」だったと思う。
そのときは宮崎駿氏の名前を同時に覚えた。
高校生のときに『赤毛のアン』の再放送があった。
素晴らしい作品、とんでもない傑作だと思った。
以降、ぼくにとって、高畑勲氏の名前は特別なものになった。
だけど、ぼくはいつのまにか、高畑勲氏の作品がわからなくなってしまった。
というか、見失ってしまった。
今号では実際に高畑氏とも仕事をされていた三名の方々に、
「高畑勲氏が成し遂げたこと」を語っていただいた。
この座談をきっかけに、高畑作品を改めて見直した。
当時のぼくの理解がまったく至らなかったことに気付き、深く反省した。
「不世出のアニメーション監督」は
まったく一筋縄ではいかない仕事を残していた。