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[BOOKデータベースより]
「我々は誰なのか」「ロシアとは何なのか」―ソ連崩壊を契機として、ロシアのアイデンティティを問い直す思想潮流「ネオ・ユーラシア主義」が立ち現れた。ロシア・ウクライナ戦争の陰には、プーチンに強い霊感を与えたこのイデオロギーの存在がある…という見立ては正しいのか?ドゥーギンをはじめ、多様な論客が名を連ねる思想の実相とは?見取り図を第一人者が描出する。
第一章 ネオ・ユーラシア主義誕生の背景(古典的ユーラシア主義;ユーラシア主義リヴァイヴァル ほか)
[日販商品データベースより]第二章 最右翼―アレクサンドル・ドゥーギン(ドゥーギンとは誰か;ドゥーギンのネオ・ユーラシア主義 ほか)
第三章 思想界のインフルエンサー―アレクサンドル・パナーリン(パナーリンとは誰か;パナーリンのネオ・ユーラシア主義)
第四章 主流化―実務家たち(アメリカへの対抗―イスラームとの共存;中国研究者たち―特にミハイル・チタレンコ ほか)
第五章 政界・思想潮流における現在地(ネオ・ユーラシア主義の共通項と伸縮性;ロシア・ウクライナ戦争のイデオロギー)
ウクライナ侵攻におけるプーチン・ロシアの思想的根拠として注目を集めた「ネオ・ユーラシア主義」。その見立ては正しいのか。大国の戸惑いを反映する思想の実相を、第一人者が解き明かす。
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「我々は誰なのか」「ロシアとは何なのか」――
ソ連崩壊を契機として、ロシアのアイデンティティを問い直す思想潮流「ネオ・ユーラシア主義」が立ち現れた。
ロシア・ウクライナ戦争の陰には、プーチンに強い霊感を与えたこのイデオロギーの存在がある……という見立ては正しいのか?
ドゥーギンをはじめ、多様な論客が名を連ねる思想の実相とは?
見取り図を第一人者が描出する。
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【目次】
●はじめに
●第一章 ネオ・ユーラシア主義誕生の背景
●第二章 最右翼――アレクサンドル・ドゥーギン
1 ドゥーギンとは誰か
2 ドゥーギンのネオ・ユーラシア主義
3 ドゥーギンはプーチンの「陰のメンター」なのか?
●第三章 思想界のインフルエンサー――アレクサンドル・パナーリン
1 パナーリンとは誰か
2 パナーリンのネオ・ユーラシア主義
●第四章 主流化――実務家たち
1 アメリカへの対抗/イスラームとの共存
2 中国研究者たち――特にミハイル・チタレンコ
3 ユーラシア地域統合
●第五章 政界・思想潮流における現在地
1 ネオ・ユーラシア主義の共通項と伸縮性
2 ロシア・ウクライナ戦争のイデオロギー
●おわりに
●謝辞
●主要参考文献