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【2018年10月発売】
[BOOKデータベースより]
リセで哲学教授として長らく教鞭を執っていたアランの哲学は、抽象思考に終始するのでなく、また何か特別な状況を必要とするのでもない。不眠症や家族の怪我といったわかりやすい日常的な場面の中から幸福への合理的な道筋を見つけ出す。デカルトやスピノザの情念論・感情論をふまえて「幸福とは何か」を追究したアラン畢生の名著。
名馬ブケファロス
[日販商品データベースより]苛立ち
悲しいマリー
神経衰弱
ふさぎの虫
情念
神託のおわり
想像力について
精神の病い
気で病む男
医薬
微笑
事故
惨劇
死について
態度
体操
祈り
あくびの仕方
不機嫌〔ほか〕
もっとも読みやすい幸福論
「本物の不幸もかなりあるにはある。そうだとしても、人々が一種の想像力の誘惑によって不幸をいっそう大きくしていることには、依然としてかわりない。自分のやっている職業について不平を言う人に、あなたは毎日、少なくともひとりぐらいは出会うだろう。そして、その人の言い分は、いつでも十分もっともだと思われるだろう。どんなことでも文句をつけられるものだし、なにも完全なものなどないからだ」
リセで哲学教授として長らく教鞭を執っていたアランの哲学は、想像力の暴走に身を委ねたり、抽象思考に終始するのでなく、また何か特別な状況を必要とするのでもない。日常を生きる場で、幸福への道筋を見つけだしていくのである。
自分自身の気分の揺らぎがときには不幸の悪循環をもたらす。不安に苛まれる時代にあって、いかに幸福を得るかの心の持ちようを教えてくれる、アラン畢生の名著。