この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 世界史と日本史は同時に学べ!
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2024年11月発売】
- 世界史と地理は同時に学べ!
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年12月発売】
- LLMとハルシネーション
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2025年06月発売】
- ねこのめ美じゅつかん 世界一やさしいアート入門
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年10月発売】
- 学びを育む 教育の方法・技術とICT活用
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2024年01月発売】
[BOOKデータベースより]
1905年に発表された本書は、20世紀のセクシュアリティをめぐる議論に決定的な影響を与えた。そこには対象と無関係に働く性欲動のアナーキーな姿が予見されていた。しかし、その後の度重なる加筆により、性器を中心に欲動が統合され、当初のラディカルさは影をひそめる。本翻訳はその初版に基づく、はじめての試みである。ここによみがえるフロイトの分析は、現代の性議論にも大きなインパクトを与えるだろう。厳密な日本語訳に加え、改訂の軌跡を詳細に追った訳注、本書に登場する人名解説、新鋭研究者による解題、そして索引を付し、研究書の役割も備えた決定版。
第一論文 性の逸脱(性対象に関する偏倚;性目標に関する偏倚;すべての目標倒錯について一般的に言えること;神経症患者の性欲動)
[日販商品データベースより]第二論文 小児のセクシュアリティ(子ども時代の性の潜在期とその突破;小児のセクシュアリティの表出;小児のセクシュアリティにおける性目標;マスターベーションによる性の表出;小児のセクシュアリティの源泉)
第三論文 思春期における改変(性器域の優位と前駆的な快;性の興奮の問題;男と女の区別;対象の発見)
付録―第二版以降の序文と追加箇所
性のアナーキスト、フロイトがここに
世界的に注目されている初版に基づく、はじめての日本語訳
1905年に発表された本書は、20世紀のセクシュアリティをめぐる議論に決定的な影響を与えた。そこには対象と無関係に働く性欲動のアナーキーな姿が予見されていた。しかし、その後の度重なる加筆により、性器を中心に欲動が統合され、当初のラディカルさは影をひそめる。本翻訳はその初版に基づく、はじめての試みである。ここによみがえるフロイトの分析は、現代の性議論にも大きなインパクトを与えるだろう。厳密な日本語訳に加え、改訂の軌跡を詳細に追った訳注、本書に登場する人名解説、新鋭研究者による解題、そして索引を付し、研究書の役割も備えた決定版。
「性生活における障害に関してなされたこれらの探究の結論は不満足なものであるが、そのような結論が示唆しているのは、われわれは、セクシュアリティの本質がそこに存する生物学上の事象について、充分に知っているとはとうてい言えず、その結果、われわれの個々の認識からは、正常性あるいは異常性というものを理解するのに充分な理論を構成することが出来ないということである。」(本書より)