意図をもつ金融

インパクトファイナンスのすべて

金融財政事情研究会
水口剛　インパクト志向金融宣言　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2025年06月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784322144987

内容情報

[BOOKデータベースより]

金融には大きな潜在力がある。これが私たちの旅路の出発点だ。国内金融機関の協同イニシアティブ、挑戦と実践知。環境・社会課題解決と財務的リターンを同時追求。

序章　インパクトファイナンスとは何か
第１章　インパクト志向金融宣言の挑戦
第２章　インパクトファイナンスをめぐる潮流
第３章　ＩＭＭの実装
第４章　インパクト志向金融の実践―ケーススタディ
第５章　インパクトファイナンスの発展に向けた課題
終章　インパクト志向金融が描く未来

[日販商品データベースより]

金融には大きな潜在力がある。これが私たちの旅路の出発点だ。
◆金融を通じて環境・社会課題の解決を目指す「インパクトファイナンス」の市場が急速に拡大している。なぜ今、インパクトファイナンスが必要なのか―。財務的リターンは得られるのか―。具体的な取組みとともに、実務上の課題とその解決の方向性を提示。
◆銀行、保険会社、運用機関、ベンチャーキャピタル等、金融機関がつくるイニシアティブである「インパクト志向金融宣言」による挑戦とそこから得られた実践知。

【主要目次】
序　章　インパクトファイナンスとは何か
・�@　インパクトファイナンスへの注目、なぜ今なのか？
・�A　インパクトファイナンスの定義
・�B　インパクトファイナンス市場は４年で34倍に
第１章　インパクト志向金融宣言の挑戦
・�@　インパクト志向金融宣言の立ちあげ
・�A　動き出したインパクト志向金融宣言
・�B　インパクト志向金融宣言にかける思い
第２章　インパクトファイナンスをめぐる潮流
・�@　インパクトファイナンスの国際動向
・�A　インパクトファイナンスを支える原則類・フレームワーク等
・�B　日本におけるインパクトファイナンス
・�C　国際比較からみた日本の特徴
第３章　IMMの実装
・�@　IMMとは何か
・�A　IMMの普及と定着
・�B　IMMの現状
・�C　IMMの課題
第４章　インパクト志向金融の実践――ケーススタディ
・CASE１（未上場株式）キャピタルメディカ・ベンチャーズ
・CASE２（未上場株式）GLIN Impact Capital
・CASE３（未上場株式）第一生命保険
・CASE４（未上場株式）はたらくFUND
・CASE５（未上場株式）UntroD Capital Japan
・CASE６（上場株式）かんぽ生命保険・コモンズ投信
・CASE７（上場株式）三菱UFJ信託銀行
・CASE８（上場株式）りそなアセットマネジメント
・CASE９（融　資）SBI新生銀行
・CASE10（融　資）三井住友信託銀行
・CASE11（融　資）みずほ銀行
・CASE12（債　券）大和証券
・CASE13（債　券）ティー・ロウ・プライス・ジャパン
・CASE14（地域金融）静岡銀行
・CASE15（地域金融）京都信用金庫
・CASE16（地域金融）肥後銀行
第５章　インパクトファイナンスの発展に向けた課題
・�@　インパクトとリターン
・�A　システムレベルの思考と投資
・�B　インパクトファイナンスの「連携」
終　章　インパクト志向金融が描く未来
・�@　システムレベルのリスクに挑む
・�A　金融の再定義
・�B　インパクト志向が主流の未来に向けて