ゲスト さん (ログイン)
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
シリーズ藩物語
現代書館 夏井芳徳
点
人間の死に身分の差はない。この信念が、時代を動かす。東北の地は常に中央に侵略されつづけたが、大震災の災禍を跳ね返し、いま、復興を遂げる、「いわき人」の心意気が脈々と続く。
プロローグ 磐城平藩が辿った道第一章 岩城家の没落と鳥居忠政の入封 戦国大名・岩城家は領地を没収され、領主は浪人となった。(岩城家から鳥居の時代へ;鳥居家の時代)第二章 内藤家の時代 内藤家六代の藩主による支配。地域の支配体制や農業などの生産基盤が構築された。(法制の確立と新田開発;いわきの名物「ぢゃんがら念仏踊り」;磐城平藩内藤家と俳諧の隆盛;元文一揆の発生;内藤家の延岡への国替え;長久保赤水と磐城平藩)第三章 井上家と安藤家の時代 たび重なる大飢饉と幕末の戊辰戦争。磐城平の地は戊辰の戦場になった。(藩主、井上正経の時代;安藤家七代による支配)第四章 戊辰戦争―磐城平での戦い 隣藩の湯長谷藩や泉藩とともに奥羽越列藩同盟に加盟、新政府軍と戦った。(戊辰戦争の戦いの場に;磐城平城下での激戦;磐城平藩の落城)第五章 戊辰戦争―落城・降伏・廃藩 磐城平城落城後、磐城平藩の藩士たちは仙台に遁れ、降伏。(磐城平城の落城と降伏)エピローグ 今後の研究に期待する
福島県の浜通りにあった磐城平藩周辺は、平安時代から岩城氏が支配していたが、徳川家康側に付かなかったため、慶長7 年(1602)に所領を没収されてしまう。その後に徳川側の城・伏見城を守った鳥居元忠の子・鳥居忠政が10 万石で入り、磐城平藩が成立。松尾芭蕉などと交流を持った風流人・内藤義概が藩主を務めた影響で、文学が盛んな風土を醸成した。大規模な百姓一揆が起こり、内藤家が失脚した後、老中を務めた安藤信正が有名な安藤家の時代を経て、戊辰戦争で新政府軍の攻撃を受けて落城。現在の福島県いわき市にあった藩の物語。
ページ上部へ戻る
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
本好きのためのオンライン書店
Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営しているインターネット書店です。ご利用ガイドはこちら
水木シュウ 日之影ソラ
価格:715円(本体650円+税)
【2023年05月発売】
やなせたかし
価格:1,188円(本体1,080円+税)
【2025年04月発売】
価格:1,980円(本体1,800円+税)
1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
人間の死に身分の差はない。この信念が、時代を動かす。東北の地は常に中央に侵略されつづけたが、大震災の災禍を跳ね返し、いま、復興を遂げる、「いわき人」の心意気が脈々と続く。
プロローグ 磐城平藩が辿った道
[日販商品データベースより]第一章 岩城家の没落と鳥居忠政の入封 戦国大名・岩城家は領地を没収され、領主は浪人となった。(岩城家から鳥居の時代へ;鳥居家の時代)
第二章 内藤家の時代 内藤家六代の藩主による支配。地域の支配体制や農業などの生産基盤が構築された。(法制の確立と新田開発;いわきの名物「ぢゃんがら念仏踊り」;磐城平藩内藤家と俳諧の隆盛;元文一揆の発生;内藤家の延岡への国替え;長久保赤水と磐城平藩)
第三章 井上家と安藤家の時代 たび重なる大飢饉と幕末の戊辰戦争。磐城平の地は戊辰の戦場になった。(藩主、井上正経の時代;安藤家七代による支配)
第四章 戊辰戦争―磐城平での戦い 隣藩の湯長谷藩や泉藩とともに奥羽越列藩同盟に加盟、新政府軍と戦った。(戊辰戦争の戦いの場に;磐城平城下での激戦;磐城平藩の落城)
第五章 戊辰戦争―落城・降伏・廃藩 磐城平城落城後、磐城平藩の藩士たちは仙台に遁れ、降伏。(磐城平城の落城と降伏)
エピローグ 今後の研究に期待する
福島県の浜通りにあった磐城平藩周辺は、平安時代から岩城氏が支配していたが、徳川家康側に付かなかったため、慶長7 年(1602)に所領を没収されてしまう。その後に徳川側の城・伏見城を守った鳥居元忠の子・鳥居忠政が10 万石で入り、磐城平藩が成立。松尾芭蕉などと交流を持った風流人・内藤義概が藩主を務めた影響で、文学が盛んな風土を醸成した。大規模な百姓一揆が起こり、内藤家が失脚した後、老中を務めた安藤信正が有名な安藤家の時代を経て、戊辰戦争で新政府軍の攻撃を受けて落城。
現在の福島県いわき市にあった藩の物語。