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[日販商品データベースより]
「存在しない解決編」を理想の結末へと導くのは、理不尽な現実に立ち向かう勇気と、軽妙な推理、
そして誰しもが最初に胸に刻んだ、情熱という名の伏線。
ミステリ作家にしかたどり着けない結末をご覧あれ。
――北山猛邦(『少年検閲官』(創元推理文庫)著者)
編集者は作家に「物語」を熱望し、作家は書くことでしかそれに応えることができない。その感情から生み出される小説とは、いったい誰のものなのでしょうか。
そこに語るべき物語があるなら、語らなければいけない。語らない作家はもはや幽霊でしかない。編集者の執心めいた愛こそが、ときにその幽霊を土からよみがえらせるのかもしれません。
小説とは、創作とはなんと罪深いのだろうと実感しました。
――木犀あこ(『奇奇奇譚編集部』シリーズ(角川ホラー文庫)著者)
「僕らは『読み』を間違える」(KADOKAWA)で数々の名作を読み解いた水鏡月聖が「作中作の謎を読み解くミステリ」を描く、まさに独擅場ではないでしょうか。
些細な違和感が積み上げられ、全てが明らかになっていく爽快感。
著者の考えを読み解き、けれども人の心は完全に理解できない現実も絡まりながら気持ちの良い読後感へ繋がっていく……。
このお話を読んでいると、私も『著者』が書きたかった物を悟る事ができたような気がしました。
これから本作を読む方には、途中で何を感じてもぜひ手を止めずに最後まで読み進めてほしいと思います。
――零雫(『不死探偵・冷堂紅葉』(GA文庫)著者)
宮川雅は崖っぷちの編集者。次にヒット作を出せなければクビも覚悟している彼女のもとに、ベストセラー作家・東雲飛翔の新作原稿が届く。
嬉々として読むが、その原稿には解決編がなかった。宮川が担当するミステリ作家・平澤大吾とともに東雲飛翔の家を訪ねるが、東雲飛翔は密室での遺体となって発見されてしまい――。
ベストセラー作家の死の謎、遺稿の結末を巡り、現実と作品が入り交ざる作中作ミステリー!
『僕らは『読み』を間違える』(KADOKAWA)の水鏡月聖、初の単行本作品!
【目次】
プロローグ
ゾンビ作家・ピーチメルバ・欠けた結末
隠し部屋・芋羊羹・シアン化カリウム
ネタ帳・シフォンケーキ・旧友
真相・プリン・アラモード・シュミレーション
ドライブ・月邑聖人・どら焼き
告白・継承・ムートン・ロートシルト
エピローグ
あとがき