- 算数授業研究 157号
-
算数授業論究 22 算数の土台となる「数える」
- 価格
- 980円(本体891円+税)
- 発行年月
- 2025年04月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784491056883
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- あの国の本当の思惑を見抜く 地政学
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2025年01月発売】
- 新・現代情報リテラシー 新訂
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2025年04月発売】
- 1日5分で名画をめぐる ごほうび美術の旅
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2025年04月発売】
- 蔦屋重三郎とその時代。
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年10月発売】
- ショートカットキーで時短が学べる教科書
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年09月発売】
[日販商品データベースより]
編集後記より
今回,「かぞえる」ことを特集したのは,算数では当たり前の活動の価値を見直し,これからの算数授業に生かしたいと考えたからである。
理論物理学の立場から佐治晴夫氏に論じていただいた内容は,「かぞえる」ことの人類的な価値を語るもので,とても興味深いものだった。最後は「地球外知的文明」の数を数えるといった話までいく。数える世界はどこまで広がっていくのだろうか。
「かぞえる」ことが,算数で学ぶ各内容にどのように関連しているのかについて,池田敏和氏,布川和彦氏,二宮裕之氏,清水紀宏氏,青山和裕氏に論じていただいた。これを読めば,「数概念」や「計算」,「図形」,「変化と関係」,「データの活用」の見方が変わり,各内容の指導がより充実することは間違いないと思われる。
中学校や高校の数学における「かぞえる」については,北島茂樹氏と西村圭一氏に論じていただき,算数科で素地をつくることの大切さが理解できる。
NHK で「かぞえるひとたち」という番組を制作された青木隆氏に特別寄稿をいただいた。「かぞえる」ことは,事実を把握するための必須のことだからこそ面白い,と述べられている。
私自身,子どものころから「かぞえる」ことが好きだった。いつか「かぞえる」ことを特集したいと考えていたので,実現できて嬉しく思う。やはり「かぞえる」ことは奥深く,面白い。この思いを子どもに伝えたい。
(盛山髣Y)