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[BOOKデータベースより]
多文化共生から多現実主義へ―分断の時代に求められる他者とつながるための発想の転換。「共生」概念を根本から問いなおす画期的論考。
序章 共生を「リコールする」ために
[日販商品データベースより]第1章 多文化主義/多文化共生の批判的再考に向けて
第2章 同化とは、分断でもある―同化主義としての「共生」(1)―
第3章 日本人とは誰のことか(1)―「日本人」の社会的構築―
第4章 日本人とは誰のことか(2)―マジョリティ性と「テストする権力」―
第5章 同化主義は、失敗する―同化主義としての「共生」(2)―
第6章 生きづらさの遍在からマイノリテイの排除へ―排外主義としての「共生」(1)―
第7章 マイノリティの排除から暴力の遍在へ―排外主義としての「共生」(2)―
第8章 「難民」とは誰のことか―共生の越境論的転回(1)―
第9章 「移民」とは誰のことか―共生の越境論的転回(2)―
第10章 多文化共生から「違う世界を生きている人々の共生」へ―共生の存在論的転回に向けて(1)―
第11章 生きる/考えることとしての対話―共生の存在論的転回に向けて(2)―
第12章 つながりとしての共生―共生の存在論的転回に向けて(3)―
終章 より良くつながる/生きるための政治
マジョリティの権力性を排した共生はいかにして可能か? マイノリティを従属的な位置に置き続ける同化主義の不可能性を論証し、従来の「多文化共生」はその一形態であると看破。多現実主義の視座から非‐人間を含むさまざまな他者との境界を問い直し、「共生」概念を根本から再構築する画期的論考。