- メランコリア幸福論
-
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2025年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784883755516
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[日販商品データベースより]
デューラーは《メランコリア I 》において、
メランコリーを、想像力を目醒めさせるものとして肯定的に描いた。
一方その約20年後、それを援用したクラーナハの 《メランコリア》は、
空に暗雲が浮かぶなど、メランコリーを否定的に捉えたとされる。
だが、暗雲の中の魔界を思うことは、
破滅に瀕したこの世界を生きる者の宿命なのかもしれない。
ならばメランコリーとともに生きよう。
そこに幸福を思おうではないか。
メランコリーに彩られた世界に、ようこそ。
★特集以外にも、書評、映画評、舞台評、展覧会紹介、エッセイなど満載です!
▼主な内容
◎巻頭ヴィジュアル/菊地拓史、村上仁美、イヂチアキコ、日隈愛香、kurage*×悠歌、江黒元気、misa kirisu、高木智広、Rose de Reficul et Guiggles
◎壊れゆく世界にて●本橋牛乳
◎映画と絵画の北方メランコリア〜ハマスホイの絵画と、『吸血鬼』『冬の光』『ノスタルジア』『バベットの晩餐会』●浦野玲子
◎鬼才ラース・フォン・トリアー、「鬱」が生んだ問題作の数々●浅尾典彦
◎前衛映画「狂った一頁」の鬱的世界は、どのように受容されたか●高槻真樹
◎あてどない憂鬱と不安の調べ〜寄り添う音楽、描き出す音楽●白沢達生
◎ムンクに魅せられて●八本正幸
◎セザンヌ夫妻の新・幸福論●馬場紀衣
◎デューラーとクラーナハ、メランコリーの水脈●並木誠
◎墓地派詩人と憂鬱の喜び●市川純
◎陰鬱な気分にさせ、自殺を誘発した歌曲●相良つつじ
◎少年愛、そのメランコリック●日原雄一
◎鬱々悶々の果てなる風景〜『更級日記』の成立●宮野由梨香
◎大正文学と「憂鬱」〜佐藤春夫が投げかけた波紋●待兼音二郎
◎政治の暴力が蔓延するこの憂鬱な世界で〜ハン・ガン『別れを告げない』を読む●穂積宇理
◎メランコリアは不老不死を目指す〜「永遠の命」最前線●ケロッピー前田
◎「土星の徴し」と現代の「メランコリイの妙薬」●風月純史
◎世界は残酷である●釣崎清隆
◎三浦悦子、与偶、はが いちよう、eat、最合のぼる、堀江ケニー、岸田尚
◎TH RECOMMENDATION=足立正生監督『逃走』、岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展、Breasts(オッパイ)展 ほか
他