- 翁の本 The Book of Okina 第二版
-
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784827911190
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[BOOKデータベースより]
翁が、未来へ誘う。謎の老人が世界の平和と安泰を言祝ぐ「翁」。能楽はこの謎に満ちた特別な演目を、今日まで大事に守り伝えてきました。自然、芸術、思想…そこには現代の私たちが未来を生きるためのヒントが秘められています。いま改めて「翁」を見つめ直すときが来ました。1章―今日の能楽「翁」を多角的に知る入門編。2章―最新の「翁」論のエッセンスが詰まった考察編。
1章 「翁」を知る(「翁」とは―能にして能にあらず;「翁」の登場人物―面箱持・千歳・翁・三番叟;「翁」の進行―受け継がれる手順;「翁」の空間―三間四方の宇宙;「翁」と翁面・鈴―面箱におさめられるもの ほか)
[日販商品データベースより]2章 「翁」を考える(「翁」誕生という革命(松岡心平);「翁」はどのようにして全国に根付いたのか(宮本圭造);白拍子・乱拍子から読み解く「翁」の古態(沖本幸子);「翁」という奇跡―そこに潜む太古の思想と未来のエコロジー(中沢新一);折口信夫と「翁の発生」―いま「まれびと」の思想を読み直す(安藤礼二) ほか)
「翁」についての入門書にして専門書であり、前半は「翁」の多様な側面をヴィジュアル豊かにわかりやすく紐解くとともに、後半は第一線で活躍する研究者の方々のインタビューを掲載。また、リチャード・エマート氏による英訳併記で、完全バイリンガルを実現している。
制作した翁プロジェクトは、能楽において長く大事に守り継がれてきた「翁」を現代において見つめ直し世界に発信するべく2020年に発足。本書は当初、公演パンフレットとして制作されたが、各所で高い評価を得て初版すべてが完売し、このたび再版して広く流通させて、より一層、「翁」の意義を広く伝えてゆきたい。