- インフラメンテナンス大変革 老朽化の危機を救う建設DX
-
日経BP 日経BPマーケティング
石田哲也 岩城一郎 日経コンストラクション- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2025年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784296207848
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
日経BP
日経BPマーケティング
石田哲也 岩城一郎 日経コンストラクション
[BOOKデータベースより]
八潮・道路陥没でともる赤信号。点検・診断・措置・記録の超高速化が求められる時代に。“新技術実装”目指す革新と挑戦の物語。
第1章 プロローグ
[日販商品データベースより]第2章 5大ニーズ「床版」
第3章 5大ニーズ「塩害」
第4章 5大ニーズ「舗装」
第5章 5大ニーズ「新材料・新工法」
第6章 5大ニーズ「小規模自治体」
第7章 その他の重要ニーズ
第8章 インフラメンテの社会実装
第9章 若手座談会
技術カタログ
近年、インフラの老朽化危機が社会問題となっています。人手や財源の不足で老朽化した全ての施設を更新・補修するのは難しく、不具合が生じてから修繕する「事後保全」に陥るインフラが増えきました。点検、診断、措置、記録に至るメンテナンスサイクルを適切に回し、予防保全型の維持管理に転換することが求められています。2025年1月に埼玉県八潮市で起こった道路陥没は下水道管の老朽化が要因の一つと推測されており、忍び寄る「インフラ危機」への対応は待ったなしといえます。
そういった状況のなか、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期では、新技術を実務に活用する状態を指す社会実装を進めています。特徴は、生産性100倍などの目標に向けて、維持管理サイクルの「超高速化」に向けて様々な新技術を投入する点。さらに、大手企業やスタートアップ、高速道路会社、小規模自治体など、多様な主体が参画し、100社以上の機関の協力を得て各地の実際のインフラで新技術の実証を進めている点も珍しいといえます。
本書籍では、SIPのプロジェクトを取り仕切る東京大学の石田哲也先生と日本大学の岩城一郎先生の協力の下、こうした最新のインフラメンテナンス事例を紹介しています。実務に携わるインフラ管理者や補修・補強の設計に関わる建設コンサルタント会社、それから工事に携わる建設会社はもちろんのこと、老朽化問題に関心を寄せる一般のビジネスパーソンにぜひ読んでいただきたいです。