- 「できる」依存症社会
-
ArtーScience Link Worker(マスオさん)の時代
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784866771625
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【2021年07月発売】
[BOOKデータベースより]
荒々しい言葉の塊が打ち砕かれている。思考し、言葉を形にし書き記し物質にし、そして、その塊を本書で易々と打ち砕く。世代を問わずグレることをよしとし、「おとなはバカだ」と、なおひではいう。
その1 できるわたし、から、多様なわたしへ(みんなちがって、みんないい、のに何でテストするの?;多様性ってなに?;平野啓一郎氏の「分人主義」 ほか)
[日販商品データベースより]その2 価値観の大変革とモノつくり(安全だけどANSHINじゃないモノつくり;論理的アプローチと身体的アプローチ;全体を身体で把握している人がいない ほか)
その3 身体性を求めてとびはねる人たち(教育(教え育てること)の裏側をのぞき見する(アート演習);「疑う」から「裏側をのぞく」へ;課題の意味は自分で発見する ほか)
「おとなはバカだ」と
泣いていたころのあなたに
この本をささげます。
みーんな「はだかの王さま」なのに、
だーれも「王さまは はだかだ」って言わない。
わかっていないのに、わかっているように見える技術、できないのに、できているように見える技術。そんな技術に囲まれて、私たちはみんなが「はだかの王さま」になっているのかもしれません。
これがながくつづくと、私たちは本当は自分はなにができるのか、なにがしたいのかを見失ったまま、やみくもに評価や充実感を求める「できる」依存症におちいるのだと思うのです。
全身をつかって、みる・きく。そんなあたり前のコトがむずかしい時代になってきました。目的や意味が、みて・きいて、感じるより先に言葉であたえられて、「できてしまう」現代社会。
このおかしさに気づくことができるのは、「おとなはバカだ」と泣いていた子どものころのあなたなのだと思うのです。
【この本を彩ったKuwa.Kusuより】
荒々しい言葉の塊が打ち砕かれている。
思考し、言葉を形にし書き記し物質にし、
そして、その塊を本書で易々と打ち砕く。
世代を問わずグレることをよしとし、
「おとなはバカだ」と、なおひではいう。