- 実効的救済の現状と課題
-
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784588630545
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[BOOKデータベースより]
第1章 実効的救済の意義と観点
[日販商品データベースより]第2章 実効的救済か、適応的利益か―進化心理学から見る「よいこと」
第3章 実効的救済の体系―英米法の救済法論を素材として
第4章 民事訴訟手続と実効的救済に関する少考―広島高決令和2・11・30判時2505号28頁を素材として
第5章 懲罰的損害賠償金の基金分配に関する一考察―アメリカ法を素材にして
第6章 理由の提示と実効的救済
第7章 「望まない妊娠」による女性の負担とその実効的救済
第8章 学校での権利侵害における実効的救済―権利侵害の事後対応を中心として
第9章 食品安全分野における予防的事前規制の必要性
第10章 多頭飼育崩壊における実効的救済の検討
いま、救済のあり方が問われている。実効的救済が何を意味し、どのような課題を抱えているのか。個人を救済することがいかにあるべきか。現代社会の病理に触れながら、この問題に、法哲学・憲法学・行政法学・民法学・民事手続法学の研究者が取り組む。実効的救済の観点から、伝統的な救済概念を洗い直して、救済のいまを描きつつ、法律学の新たな地平を開く。