- 『ロミオ&ジュリエット』
-
- 価格
- 550円(本体500円+税)
- 発行年月
- 2025年04月
- 判型
- A6
- ISBN
- 9784434353758
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[BOOKデータベースより]
第1幕(ヴェローナ 公共の広場;路上 ほか)
[日販商品データベースより]第2幕(キャピュレット家の壁際の路上;キャピュレット家の庭園 ほか)
第3幕(路上;キャピュレット家の庭園 ほか)
第4幕(修道士ロレンスの小部屋;キャピュレット家の大広間 ほか)
第5幕(路上;修道士ロレンスの小部屋 ほか)
シェイクスピアの作品には種本がある。『ロミウスとジュリエットの悲劇の物語』として1562年に詩の形式で英語に翻訳されていたもので、オリジナルはイタリアの作品である。シェイクスピアの偉大さは、その原作品をはるかに超えた不朽の名作に仕上げたことである。シェイクスピアの劇には「四大悲劇」と呼ばれる主要作品があるが、最も知名度が高く若者に絶大な人気を誇るのは『ロミオ&ジュリエット』である。主人公はイタリアのヴェローナの10代の男女である。ジュリエットはまだ14歳になっていない。彼女の家で開かれた仮面舞踏会に、宿敵の家のロミオがやって来て、お互いに「一目ぼれ」をして、その直後のバルコニーの場面で、庭に忍び込んだロミオとジュリエットは愛の誓いを交わし、翌日に二人だけで神父に結婚式を挙げてもらう。先導するのはジュリエットである。衝動的だし、衝撃的である。この作品には、早々と死んでしまうマキューショというロミオの親友がいる。家同士の反目がそもそも悲劇の下地にあるのだが、このマキューショの死が発端となって、不幸な出来事が次々に起こり、死の連鎖が生じる。二人の「愛」の芽生えから「死」に至るプロセスがスピーディーで、その究極が、プロローグで予知されていた“star-crossed lovers” [幸な星の下に生まれた恋人達]の「運命」による行き違いが起こり、ロミオとジュリエットの死で悲劇が完結する。