- 闘う「不可触民」
-
周縁から読み直すインド独立運動
問いつづける民衆史 2
- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784908672828
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 近代インドのエリートと民衆
-
価格:8,360円(本体7,600円+税)
【2018年12月発売】
|
ゲスト さん (ログイン) |
|
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
周縁から読み直すインド独立運動
問いつづける民衆史 2
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:8,360円(本体7,600円+税)
【2018年12月発売】
[BOOKデータベースより]
「不可触民」―それはヒンドゥー教的観点から「不浄」と見なされる職業に従事し、それゆえに差別の対象となってきた人びとをいう。そして現代インドでは、公式には「不可触民」は存在しないことになっているが、実際には差別は存在し、それへの異議申し立てが行われ続けている。本書は、イギリス統治下において、そして独立運動が展開する過程においても、抑圧され周縁に追いやられた人びとが声を上げていく姿と、それをさらに抑圧し周縁に追いやろうとする人びとの相互作用、そしてナショナリズムが高揚し「インド国民」が定義されていく中でも、あえてそれに異議を唱え「非愛国的」とのレッテルを貼られながらも抵抗していく「不可触民」の行動原理を汲み上げる。
プロローグ 「マダム、私は不可触民ではない」
[日販商品データベースより]第一章 イギリス統治下のカースト制再編と「不可触民」
第二章 モンファド改革と非バラモン政権の誕生
第三章 模索する「不可触民」―自尊運動との関係
第四章 生きることと誇りをもつことの狭間で
第五章 政治の場で訴える―「不可触民」とサイモン委員会
第六章 政治の場で闘う―「不可触民」とガンディー
第七章 「不可触民」包摂の試みとその影響
エピローグ 「インド国民」でもなく「タミル人」でもなく―闘いつづける「不可触民」
「不可触民」――それはヒンドゥー教的観点から「不浄」と見なされる職業に従事し、それゆえに差別の対象となってきた人びとをいう。そして現代インドでは、公式には「不可触民」は存在しないことになっているが、実際には差別は存在し、それへの異議申し立てが行われ続けている。本書は、イギリス統治下において、そして独立運動が展開する過程においても、抑圧され周縁に追いやられた人びとが声を上げていく姿と、それをさらに抑圧し周縁に追いやろうとする人びとの相互作用、そしてナショナリズムが高揚し「インド国民」が定義されていく中でも、あえてそれに異議を唱え「非愛国的」とのレッテルを貼られながらも抵抗していく「不可触民」の行動原理を汲み上げる。