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[日販商品データベースより]
リハビリテーション養成課程の学生に必要な運動学のエッセンスを解説.わかりやすい解説,豊富な図表,臨床につながる内容を紹介したコラムなど,初学者がイメージして学べるよう工夫を凝らした一冊.
【序 文】 *抜粋・改編
人間の動きを科学的に理解することは,リハビリテーション専門職にとって必要不可欠な基礎能力です.運動学は,この人間の動きを多角的に理解するための中核となるものです.運動学は,解剖学的構造,生理学的機能,力学的特性を統合して学ぶことができます.実際の運動は心理的要因や社会的背景の影響を受けることから,これらの視点も含めた包括的な理解が求められます.
一方で,高等学校教育に選択の幅が広がり,学生のなかには理科科目のうち生物,化学,物理の一部だけを履修していて,入学後の解剖学や生理学,運動学の基礎である力学に苦手意識をもつ人も少なくありません.そこで本書では,これらの基礎知識の学習が不十分であっても理解できるよう,豊富な図表と段階的な説明を用いて,基礎から応用まで体系的に学習できる構成としました.
本書の構成は全3部,18章からなっています.第T部は運動学の基礎として,第1章の運動学とリハビリテーションでは医療専門職にとっての運動学とその必要性を述べています.第2章の生体力学では解剖学と生理学を基礎とした運動に関する力学について,高校で物理学を専攻していなかったり,社会人から新たに学習を始めたりした皆さんにも分かりやすくなるように解説しています.第3章は神経筋骨格系の機能がどのように運動に関係しているかを説明しています.第4章では運動と呼吸・循環・代謝について理解を深められるように述べています.
第U部は運動の構造と機能について,第5章 顔面の運動,咀嚼・嚥下,第6章 頭部と脊柱の運動,第7章 胸郭と呼吸運動,第8章 肩複合体の運動,第9章 肘・前腕の運動,第10章 手・手部の運動,第11章 骨盤・股関節の運動,第12章 膝関節複合体の運動,第13章 下腿,足部・足関節の運動として各部位の運動について,骨格がどのように運動しているかという骨運動学(Osteokinematics)の視点と,骨運動の際に各関節内でどのような運動が起こっているかという関節運動学(Arthrokinematics)の視点から解説しています.
第V部は運動学の応用として,第14章 感覚と運動,第15章 運動発達と姿勢反射,第16章 姿勢と姿勢制御,第17章 基本動作と歩行,第18章 身体運動分析からなっています.実際の臨床において,運動学がどのように関わってくるかを説明しています.
最後に本書の企画と編集に多大なご尽力をいただいた南江堂の担当各氏に深く感謝いたします.
令和7年2月
編集者一同