- 東京美術学校物語
-
国粋と国際のはざまに揺れて
岩波新書 新赤版2058
- 価格
- 1,056円(本体960円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004320586
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[BOOKデータベースより]
東京芸術大学の前身、東京美術学校の波乱の歴史を『東京芸術大学百年史』を手掛かりに、鮮やかに描き出す。岡倉天心、フェノロサ、黒田清輝、そして横山大観…彼らは西洋とどのように向き合い、日本美術を模索したのか。それは国粋と国際派の勢力争いの中、戦争へと突き進む時代の、日本美術の葛藤の歴史でもあった。
第一章 日本はいつ西洋と出会ったか―キーワードは遠近法
[日販商品データベースより]第二章 ジャポニスムの誕生―慶応三年パリ万国博覧会への参加
第三章 欧化を急げ―明治初期の国際主義的文化政策
第四章 反動としての国粋主義の台頭
第五章 美術学校設立の内定とフェノロサ、岡倉の欧米視察旅行
第六章 国粋的美術学校の理念の確立にむけて
第七章 開校された美術学校―フェノロサ、岡倉の教育プログラム
第八章 図案科、西洋画科の開設と岡倉の失脚
第九章 一九〇〇年パリ万国博覧会への参加
第一〇章 正木直彦校長時代の三〇年と七ヶ月
第一一章 和田英作校長時代の四年間
第一二章 戦時下の東京美術学校とその終焉
東京芸術大学の前身、東京美術学校の波乱の歴史をたどりながら、明治維新以後の日本美術の、西洋との出会いと葛藤を描く。フェノロサ、岡倉天心、黒田清輝、横山大観……。国粋と国際派の勢力争いの中、戦争へと突き進む時代にもまれながら、日本美術はいかに模索され、戦後の近代美術へ展開していったのだろうか。