- 現代社会学理論研究 第18号
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特集:生(ライフ)の現場と社会学理論
日本社会学理論学会 国際文献社 鍬谷書店
日本社会学理論学会編集委員会- 価格
- 2,096円(本体1,905円+税)
- 発行年月
- 2024年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784910603308
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[日販商品データベースより]
共同性が前提できない地点から、プロセス・苦闘を想像することで理論を理解し、再生させるために。「生きづらさ」「ヒトでないもの」など、生 (ライフ)の現場から社会学理論をとらえなおす。
以下、本書「特集について」より (一部再編集のうえ抜粋)
「生(ライフ)の現場」に立ち会う人たちは、しばしば途方に暮れながら、それでも明日を創るため、なんとかそれなりの形でともに生きていく道筋を探ろうとしている。(略)こうしたとき、社会学理論が役に立つことがある。(略)
ただ、社会学理論が役に立つというとき、実感からすると、役に立つのは、出来上がった結論や、美しく整理された型や体系、あるいは特定の概念そのものではない。(略)むしろ本当に役に立つのは、結論や概念、型に、それらが生み出されるまでの苦闘や模索が編み込まれ、それらとともに理解され直したときである。(略)
特に、安易に共同性を前提とできない現場では、社会学の結論や概念、型を、それらが立ち上がってくるプロセスや磁場のようなものから切り離してしまうと、ほとんど使えないものになってしまう。(略)
多様な「生(ライフ)の現場」でもがく実証研究者たちの視点や知見が取り入れられることは、社会学理論の彫琢にも寄与しうるだろう。(略)―それもまた、もうひとつの共同性の模索なのかもしれない。